欧州を魅了する日本の繊細な光!磁器照明「飛松灯器」がスウェーデンで人気沸騰
日本の磁器照明作家、飛松弘隆氏のブランド「飛松灯器」のランプシェードが、スウェーデンを中心にヨーロッパで注目を集めています。その美しい光と繊細なデザインは、北欧のライフスタイルにも見事に調和し、レストランや高級住宅など、様々な場所で採用されています。
ストックホルムやコペンハーゲンで話題に
飛松氏の作品がヨーロッパで脚光を浴びたきっかけは、ストックホルム家具見本市やコペンハーゲンのデザインイベントへの出展でした。デザイン性の高さと手作りの温かみが、ヨーロッパの人々の心を掴んだのです。
「陶芸を知る人ほど、その技術に気づく」
飛松氏の作品をヨーロッパに紹介するJAPANFORMの机玲子氏は、その理由を「飛松氏のランプシェードは、1点ずつ手作りで制作されています。長年の素材研究と高い技術の積み重ねによって生まれた作品で、陶芸をよく知る人ほど、その難しさや技術の高さに気づくようです」と語ります。1点1点丁寧に作られたランプシェードは、わずか2、3ミリという薄さでありながら、強度も兼ね備えている点が特徴です。
失われた美しさを現代に蘇らせる
飛松氏の作品は、20世紀初頭に西洋および日本で人気を博したオパールガラスのランプシェードに着想を得ています。蛍光灯の普及により衰退したオパールガラスの文化的価値を、現代の暮らしの中で再解釈し、よみがえらせる試みでもあるのです。
磁器が放つ、やわらかく繊細な光
磁器が持つ透光性に着目し、光の透け方を緻密に調整するための素材研究と制作技術に10年以上を費やしてきました。その結果、生み出されたランプシェードは、彫刻的で静謐な美しさを放ち、空間に温もりと穏やかな存在感をもたらします。素材への深い理解と繊細な感覚のもと、手作業で鋳込み仕上げられたランプシェードは、まさに芸術品と言えるでしょう。
飛松灯器のランプシェードは、日本の伝統工芸の技術と、ヨーロッパの洗練されたデザインが見事に融合した、新しい光の表現です。今後、ヨーロッパでのさらなる活躍が期待されます。