開業1カ月、秋本大介厩舎が今週こそJRA初V!「わかっていたけど大変でした」
3月に開業した美浦の秋本大介調教師(44歳)が、開業から1か月を迎えた。JRA初勝利を目指す秋本調教師の現状と、今後の展望をレポートします。
開業当初の苦労と支え
秋本調教師は、開業当初の忙しさを「想像を上回る」と語ります。研修期間を経てのスタートでしたが、最初の1週間は「やることと考えることが同時にたくさんありすぎて、3日間は食事をする時間も取れませんでした」と振り返りました。
そんな状況を支えたのは、師匠や昔からの仲間たちの存在でした。「併せ馬の相手を菊川先生が用意してくれました。調教は佐々木大輔が手伝ってくれて」と感謝の言葉を述べ、頼もしい援軍に支えられていることを明かしました。佐々木大輔調教師のデビュー当初の苦労を見ていたことも、互いの気持ちを理解し合える要因になっているようです。
調教師としての難しさ
調教助手時代との違いについて、秋本調教師は「馬をいい状態に仕上げるのは同じですが、調教師はその先が大変」と説明します。出走したいレースに必ずしも出られるとは限らないことや、管理馬の出し入れなど、調教師としての責任の重さを語りました。「予定通りに進められない歯がゆさはあります」と本音を漏らしつつも、前向きに課題に取り組む姿勢を見せています。
チームワークで乗り越える
「厩舎スタッフが前向きで協力的なので何とかやれている感じです。一人ではとても無理」と、チームの重要性を強調します。「レースで人馬が無事に帰ってくるとすごくホッとします。まだ勝てていないですけど」と、勝利への渇望と、人馬の安全を願う気持ちを率直に語りました。
今週のレースへの期待
今週は、4日中山7Rのニシノエピカリなど、土日に5頭がエントリーしています。「調教で動くし、楽しみな馬なんです。スムーズに走れればチャンスはあるかと」と、勝利への期待を込めています。また、2日の船橋6Rで地方交流初Vを挙げたことも、厩舎に良い流れをもたらしているかもしれません。
秋本厩舎に、いよいよ〝春〟が訪れるのか。今後の活躍に注目です。