平野想真、体調不良から復活誓う!「先行ダメなら捲りも」-競輪界の新たなスターへ
昨年12月のレインボーカップでA級No.1としてS級に飛び込み、デビュー戦の静岡でS級初勝利を飾った平野想真選手(26歳・愛知)。一躍脚光を浴びた若手レーサーが、体調不良による苦しい時期を乗り越え、再び勝利を目指して始動します。
S級デビュー戦の快挙から一転、体調不良に苦しむ
S級初戦で単騎捲りを成功させ、スター街道を歩み始めたかに見えましたが、その後体調を崩し、練習にも支障が出たといいます。3月の小田原競輪では思うような結果を残せず、苦戦を強いられました。
豊橋記念で見えた兆し、新たな戦略を確立
しかし、前回の地元・豊橋記念で予選落ちながらも、2日目の負け戦で見事な逃げ切りを見せました。この逃げ切りについて、平野選手は「今までは焦って踏んでいるところがあった。自分のペースに持って行けたから逃げ切れたし、上がりタイムも良かった」と冷静に分析しています。
「先行一本」からの脱却?捲りも武器に戦略の幅を広げる
今回のレースを通して、平野選手は自身のレーススタイルに変化をもたらすことを決意しました。「自分の中では絶対先行、というのがあったし印象付けるのは大事だと思う。親和、先行一本では勝てない。逃げ切れる自分のペースなら先行。駄目なら捲りも得意だし、それでもいいのかなって」と語り、先行だけでなく捲りも得意とする、より柔軟な戦略を模索しています。まるで、プロ野球の投手がストレートだけでなく変化球を磨くように、自身の武器を増やすことで、勝利への可能性を高めようとしています。
中部地区の新たなスターへ、ビッグレースでの活躍に期待
上位が手薄とされる中部地区を舞台に、平野選手はここから再加速し、ビッグレースでの活躍を目指します。今回の前橋競輪「報知新聞社杯(F1)」初日、8Rの予選に向けて、再浮上を誓う平野選手の走りから目が離せません。