武豊が導いたメイショウタバルの逃走劇!大阪杯2着の絶妙ラップを徹底検証
4月5日に行われたGⅠ大阪杯。クロワデュノールが制覇する中、武豊騎手が手綱を握ったメイショウタバルも2着と健闘しました。今回は、そのメイショウタバルの絶妙なラップを徹底的に検証し、武豊騎手の名手ぶりを紐解いていきます。
大阪杯のレースラップを徹底分析
レースラップは以下の通りです。
12秒4―11秒0―11秒5―11秒7―11秒5―12秒1―11秒9―11秒8―11秒6―12秒1
2ハロン目の11秒0という速いペースが目立ちますが、実は昨年優勝した宝塚記念の2ハロン目と同じタイム。さらに、1ハロン目と3ハロン目も宝塚記念とほとんど変わらないタイムで推移しています。コーナーまでの距離が異なるにも関わらず、これほどまでラップを再現できるのは、まさに武豊騎手の精密機械のような手腕によるものと言えるでしょう。
2000m戦でペースアップ!武豊の戦略性
宝塚記念との違いは、4ハロン目でペースを上げた点です。1ハロン短い2000mという距離を考慮し、よりスピードを生かすことを意識したと考えられます。中盤では少しペースを落とすものの、12秒1という減速し過ぎないペースを維持することで、後続との差を広げました。
気性に難のあるメイショウタバルにとって、早めにプレッシャーを受けない隊列は理想的。武豊騎手は、完璧な形でその状況を作り出し、メイショウタバルの能力を最大限に引き出しました。
心肺能力を活かした逃走戦術
一貫して速めのペースを維持することで、メイショウタバルの心肺能力の高さを活かしつつ、後続の脚を削るという、戦略的なレース運びも見られました。まさに、さすがの一言です。
次走は宝塚記念!リベンジなるか?
今回はクロワデュノールに及ばなかったものの、武豊騎手の素晴らしいリードに応えたメイショウタバルも立派でした。次走に予定されている宝塚記念(6月14日=阪神芝内2200m)は、昨年3馬身差で完勝した舞台。リベンジを期すメイショウタバルに、大きな期待が寄せられます。