長野・松本市のパイプオルガン、36年ぶり大規模修復へ!貴重な音色をCDに記録
長野県松本市音楽文化ホールにある大型パイプオルガンが、1987年の設置から36年ぶりに大規模修復(オーバーホール)を行います。期間は2024年12月から2025年3月までで、この間メインホールの使用は休止となります。
3千本を超えるパイプを徹底洗浄!
今回のオーバーホールでは、3千本余あるパイプを全て取り外し、丁寧に清掃。必要に応じて新しいパイプと交換することで、オルガンの性能を万全の状態に戻します。市は来年度一般会計当初予算案に、この修復費用として約6670万円を計上しています。
貴重な音色を後世に残すために
この修復に先立ち、ホールオルガニストの山田由希子さんの演奏を収めたCDが発売されました。山田さんは「現在の音色を残したい」と熱望し、今回のCD制作が実現。オーバーホール後の音色と比較することで、修復の意義を再確認できることも期待されています。
オルガンの魅力とは?
松本市音楽文化ホールのパイプオルガンは、高さ10.7m、幅6.5mのドイツ製。鍵盤は手元に3段、足元に1段あり、43種類もの多彩な音色を奏でることができます。地方都市では珍しい大型のパイプオルガンであり、県内では唯一の設置場所です。ホールの音響特性に合わせて設計・製作され、市制80年を記念して設置されました。
「ほこりも音楽の一部」
山田さんは、オーバーホールによってオルガンの音色が変化する可能性についても言及。「内部に積もったほこりも音楽の一部。歴史と共に今の音が作られている」と語り、現在の音色を記録することの重要性を強調しています。貴重な音色を未来へ繋ぐ、今回の修復とCD発売に注目が集まります。
CDはオクタヴィア・レコードから発売中です。ぜひ、松本市音楽文化ホールのパイプオルガンの美しい音色を堪能してください。