ハンガリー政権交代!オルバン首相16年間の支配に終止符、親EU派マジャール氏が勝利
ハンガリーで12日に行われた総選挙で、16年間にわたり国を率いてきたオルバン・ビクトル首相が、親EU派のマジャール・ペーテル氏に敗北したことを認めました。この結果は、ハンガリーの政治に大きな転換をもたらす可能性があります。
オルバン首相の敗北とマジャール氏の勝利
開票率約97.35%の公式結果によると、マジャール氏が率いるティサ党は53.6%の得票率で、199議席中138議席を獲得しました。一方、オルバン氏のフィデス党は55議席にとどまりました。高い投票率を記録した今回の選挙で、オルバン首相の長年の支配に終止符が打たれることになりました。
国際社会への影響
オルバン首相の敗北は、ドナルド・トランプ米大統領を含むナショナリスト勢力にとって大きな打撃となります。また、ウラジーミル・プーチンロシア大統領は、EU内で最も同調的だったオルバン首相を失うことになります。オルバン首相はこれまで、EUの方針に批判的な姿勢をとり、「非リベラル民主主義」を擁護してきました。
オルバン首相とマジャール氏のコメント
オルバン首相は記者団に対し、「選挙結果はまだ最終確定ではないが、明確で理解しやすい。われわれにとっては痛みを伴うが、曖昧さはない」と述べ、敗北を認めました。一方、ティサ党本部前では、マジャール氏の支持者数千人が歓喜に沸き、マジャール氏は「やりました。私たちは一緒にオルバン政権を倒しました」「私たちはハンガリーを解放し、祖国を取り戻しました」と勝利を喜びました。
選挙への干渉疑惑
両陣営は、選挙活動中に国外からの干渉を主張しています。今週、オルバン氏支持のためハンガリーを訪問したJ・D・バンス米副大統領は、EUが選挙に干渉していると非難しました。また、トランプ氏は、オルバン氏が勝利すれば米国の「経済力のすべて」をハンガリー支援に投入する用意があると申し出ていました。
今回の政権交代は、ハンガリーのEUとの関係や、今後の国際政治に大きな影響を与える可能性があります。今後のハンガリーの動向に注目が集まります。