漫画家・東海林さだおさん、心不全で死去 88歳 「サラリーマン専科」「タンマ君」50年以上の連載に終止符
サラリーマンの哀愁と食のエッセイで多くのファンを魅了してきた漫画家の東海林さだおさんが、5月5日午前、心不全のため都内の病院で88歳の生涯を閉じられました。葬儀は近親者のみで行われました。
手塚治虫さんに憧れて漫画家へ
東京都出身の東海林さんは、手塚治虫さんに憧れ、漫画家を志しました。1960年代から雑誌での連載を開始し、74年から2014年まで毎日新聞に連載された4コマ漫画「アサッテ君」は、通算1万3749回という驚異的な回数を記録しました。
半世紀以上にわたる人気連載
週刊誌での連載も長く、週刊文春の「タンマ君」、週刊現代の「サラリーマン専科」は、それぞれ50年以上にわたり読者を楽しませてきました。「タンマ君」は、2023年8月に週刊文春の表紙デザイン変更と同時に連載を終了しています。
エッセイストとしても活躍
東海林さんは、エッセイストとしても才能を発揮し、「週刊朝日」の連載をまとめた「丸かじり」シリーズは多くの読者を魅了しました。食に対する独特の視点と軽妙な語り口は、多くの人々に愛されています。
数々の受賞歴
その功績が認められ、97年には菊池寛賞、2000年には紫綬褒章、2001年度には日本漫画家協会賞大賞を受賞。2011年には旭日小綬章を受章するなど、数々の栄誉に輝きました。
東海林さだおさんのユーモアと温かさに溢れた作品は、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。