京都男児遺棄事件、池上彰氏が報道継続に苦言「もうこれ以上扱わない方がいい」
京都府南丹市で起きた小学5年生の安達結希さん(11歳)の遺棄事件を巡り、テレビ朝日の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」で、ジャーナリストの池上彰氏(75)が報道のあり方について苦言を呈しました。
事件の概要
安達結希さんの父親である安達優季容疑者(37)は、結希さんの遺体を南丹市内に遺棄した疑いで逮捕されました。容疑者は容疑を認め、「首を絞めて殺した」という趣旨の供述もしていることが明らかになっています。事件の発覚後、警察は容疑者のスマートフォンの位置情報などを基に捜索を進め、結希さんの遺体を発見しました。容疑者の車のドライブレコーダー映像の一部が欠落していたことも判明しており、警察は遺体移動や足取り隠蔽の目的があったとみて捜査を進めています。
池上彰氏の苦言
番組内で意見を求められた池上氏は、「なるほどこういうことだったのか、あるいは警察がこうやって捜査をしてきたのかってことがよく分かるんですが、ただ見ている側からすると、もういいんじゃないですか、この話」と発言。容疑者が逮捕され、事件について認めていることから、「これ以上報道を続ける必要はない」との考えを述べました。
番組MCと他の専門家の反応
MCを務める大下容子アナウンサー(55)は、池上氏の発言に対し、厳しい表情で「そういう方も多くいらっしゃいます」と応じました。また、田中道昭氏(戦略コンサルタント、日本工業大学大学院教授)や増田ユリヤ氏(ジャーナリスト)も、池上氏と同様の意見を表明しています。
この事件は、社会に大きな衝撃を与えましたが、池上氏の指摘のように、容疑者の自供を得て捜査が進んでいる現状を踏まえ、報道のあり方を再考する必要があるかもしれません。