“小さな大魔神”山﨑康晃、復活への決意!フォーム改造&新球種習得で「出力アップ」
DeNAベイスターズのクローザー、山﨑康晃投手が、過去2年間苦しんだ不調から脱却するため、大胆な変化に挑んでいます。キャンプ期間中には最新鋭の機器を活用し、自身の投球フォームと向き合い、「覚悟」をもって2024年シーズンに臨む決意を表明しました。
約15kg減量!変わったのは覚悟
一時期よりも約15kgも体重を落とした山﨑投手。シャープになった表情からは、「小さな大魔神」として活躍した頃の輝きを取り戻そうとする強い意志が感じられます。2015年のルーキーイヤーからDeNAのクローザーとして活躍し、2018年には100セーブを達成、23年までに227セーブを積み上げてきました。名球会入りのためには残り18セーブと迫っていますが、直近2年間ではわずか5セーブに留まり、昨シーズンは1軍の舞台から遠ざかる時期もありました。
ツーサイドピッチングからの脱却とインステップの修正
山﨑投手は、「今の成績が思わしくない部分は、自分で真摯に受け止めています」と現状を認め、変化を決意しました。具体的には、自身の投球フォームの根幹であるツーサイドピッチングからの脱却と、特徴的なインステップの修正に取り組んでいます。「怖さはありますよ。全部崩れる可能性もありますから」と本人は語りますが、「それ以上に今以上のものを追い求めていくことに前向きに捉えています。自分の殻を破る思いですね」と決意を新たにしています。
わずか数センチの修正がもたらした劇的な変化
右打者の方向へと踏み出すインステップにメスを入れ、靴の半分くらいだけ外側に出すというわずかな修正。しかし、その効果は絶大だったと語ります。「全然違いますね。骨盤の回旋が変わるので物理的にも感覚的にも変わります。出力も出てきていますし、なんでもっと早くやらなかったんだろうって感じです」と、その変化に手応えを感じているようです。クロスステップの強みを残しつつ、より強いピッチングスタイルを追求していく方針です。
新たな武器、スライダーの習得
さらに、第3の球種としてスライダーの習得にも着手しました。これまで4シームと2シームの2種類の球種を主体としてきた山﨑投手ですが、「もう今は文明の利器で色々出てきてしまいますから。ツーサイドピッチングではなく、バッターが的を絞りにくくなる投球スタイルが課題になってきます。そういった意味でスライダーがマストになってくる」と、その必要性を語ります。スライダーを習得することで、バッターの的を絞りにくくし、ツーサイドピッチングからの攻撃的な投球が可能になると考えています。
復活なるか?期待が高まる山﨑康晃
「空振りも取れていますしね。ほどけているとバッターもスイングのキャンセルが効いて止まりますけど。スライダーがあると次のボールも活きてくるので、幅が広がってツーサイドピッチから向け出せると思います」と、新球種の習得に手応えを語る山﨑投手。“小さな大魔神”の復活は、DeNAファンだけでなく、野球ファン全体が注目するポイントとなりそうです。