タイヤローテーションは要注意!回転方向指定タイヤの向きを間違えると性能がガタ落ちする危険性
春になり、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換時期が近づいてきました。DIYでタイヤ交換をする方も多いと思いますが、タイヤのローテーションには注意が必要です。特に、回転方向指定のタイヤの場合、間違った向きで装着すると性能が低下し、危険な状態になることも。
タイヤローテーションの基本と回転方向指定タイヤ
自動車学校では、タイヤの寿命を延ばすために前後左右を入れ替えるローテーションを教わった方もいるかもしれません。しかし、タイヤのトレッドパターン(表面の模様)によっては、単純なローテーションが適さない場合があります。
多くのタイヤは点対称デザインで、左右どちらに装着しても性能に影響はありません。しかし、排水性を重視したタイヤには、回転方向が指定されたトレッドパターンが採用されていることがあります。この場合、間違った向きで装着すると、本来の排水性能を発揮できず、ハイドロプレーニング現象のリスクが高まります。
回転方向指定タイヤの確認方法
回転方向指定のタイヤは、サイドウォールに「ROTATION」という文字と回転方向を示す矢印が刻印されています。矢印の向きが前進時に正しい方向になるように装着しましょう。また、外側と内側の向きが決まっているタイヤには、「OUTSIDE」「INSIDE」という文字が刻印されています。
前後を入れ替えるローテーションは可能ですが、左右を入れ替えるのはNGです。ホイールへの組み込み向きが決まっているタイヤは、前後左右を入れ替えるローテーションは問題ありません。
昔話のような都市伝説に注意!
昔、後輪駆動車で「リヤタイヤは指定どおりに組み込み、フロントタイヤは回転方向と逆にすると性能が上がる」という話がありましたが、これは誤りです。回転方向指定タイヤを逆にセットすると、排水性が悪化し、パターンノイズも大きくなる可能性があります。
タイヤ交換時の注意点
タイヤ交換の際には、タイヤ空気圧も忘れずに指定値に調整しましょう。タイヤは単なるゴムの塊ではなく、設計どおりに使ってこそ本来の性能を発揮する重要な部品です。安全なカーライフを送るために、正しい知識を持ってタイヤメンテナンスを行いましょう。