徳之島で国際ユースキャンプ開催!戦後社会を学び、児童生徒と英会話で交流
鹿児島県の徳之島で、海外の大学生と日本の児童生徒が交流する「第3回徳之島国際ユースキャンプ」が15日から21日まで開催されました。このキャンプは、戦争の記憶を継承し、相互理解を深めることを目的としています。
キャンプの背景と目的
このキャンプは、東京大学のシンクタンクであるROLESが主催し、外務省の補助金を受けて実施されています。きっかけは、ボスニアでも盛んな闘牛文化から、ボスニアを研究するROLESの研究者と伊仙町との繋がりが生まれたこと。2023年からスタートし、今回で3回目を迎えています。
参加者と活動内容
今回は、ボスニア、フィリピン、琉球大学、鹿児島大学、東京大学の計8名の大学生が参加。島内の戦跡を巡り、特攻隊の歴史や米軍統治下の徳之島の史実を学びました。天城町の陸軍浅間飛行場の滑走路跡や犬田布岬、泉芳朗銅像などが訪問先となりました。
児童生徒との交流
20日には、伊仙町のほーらい館で交流座談会が開催され、沖永良部島からも児童生徒が集まり、約50名が参加しました。参加者たちは英会話に挑戦し、活発な交流を行いました。天城中学校の生徒からは、「ボスニアについて知らなかったが、英語で話しかけることで多くのことを知ることができた」という声が聞かれました。
参加者の声
ボスニアから参加したアナ・エレナ・バンドゥーカさん(23歳)は、「日本の首都からは見えにくい地方の暮らしや歴史に興味があった。徳之島の子どもたちには独自の世界観があり興味深い」と語りました。また、フィリピンから参加したラファエル・フェルナンドさん(30歳)は、「特攻隊として命を落とした人が元教師だったと聞き、当時の思いが元小学校教師である自分とも重なり、強く印象に残った」と話しました。
今後の展望
このキャンプを通して、参加者たちは戦後社会の多様な側面を学び、国際的な視野を広げることができました。今後も、このキャンプが戦争の記憶を継承し、平和な社会を築くための重要な役割を担っていくことが期待されます。