北海道で発生した地震、専門家はM8級以上の後発地震に警戒を呼びかけ
20日に北海道で発生した地震を受け、気象庁は27日に緊急記者会見を開き、後発地震への警戒を呼びかけました。海老田綾貴・地震津波監視課長は、「いつどこで強い揺れを伴う地震が発生してもおかしくない」と述べ、日頃からの備えを強く訴えました。
M8級以上の巨大地震の可能性
記者会見で海老田課長は、今回の地震に関連して発表されている「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について言及。後発地震の想定規模はM8級以上であり、今回の地震よりもエネルギーが1000倍ほど強い可能性があると説明しました。周辺地域では、M6級の地震が10年に1回程度の頻度で発生しており、2013年2月には北海道十勝地方南部でM6.5の地震が発生しています。
住民の不安と被害状況
震度5強を観測した北海道浦幌町では、住民の間に不安が広がっています。沿岸部に住む64歳の男性は、20日の地震で津波警報が出た際に避難を経験しており、今回の揺れの方が大きかったため、「恐怖を感じた」と語っています。旅館を営む75歳の女性も、激しい縦揺れでベッドから飛び起きたといい、「次はいつ来るのかと思うと気が気でない」と不安を口にしました。
浦幌町立博物館では、ステンレス製のポールが倒れ、床のガラス面にひびが入るなどの被害が発生しています。気象庁は、今回の記者会見を通じて、住民に対し、家具の固定や非常用持ち出し袋の準備など、日頃からの備えを徹底するよう呼びかけています。
地震に関する最新情報は、気象庁のウェブサイト(