日経平均、史上最高値で前場終了!AI・半導体株が牽引、好決算も追い風
2024年4月27日午前、東京株式市場で日経平均株価が続伸し、史上最高値を更新しました。前営業日比で868円19銭高の60,584円37銭と、市場を大きく盛り上げました。
アメリカのハイテク株高と好決算が好材料
今回の株価上昇の背景には、週末のアメリカ市場でS&P500とナスダックが最高値を更新したこと、そしてフィラデルフィア半導体指数(SOX)が18営業日連続で過去最高値を記録したことがあります。特に、AI(人工知能)や半導体関連株への買いが活発でした。
ファナック、キーエンスがストップ高!個別株の活況も
さらに、ファナックやキーエンスといった企業の好決算が発表され、それぞれストップ高となるなど、個別株の物色も活況を呈しました。ファナックは、決算発表と同時に自社株買いを発表したことも、株価上昇を後押ししました。
専門家も分析!「連想買い」と「乗り遅れリスク」
三井住友信託銀行の瀬良礼子シニアマーケットストラテジストは、「米ハイテク企業の好決算を受け、AIから半導体、機械と連想買いが広がっている」と分析しています。また、中東情勢の不透明感はあるものの、ホルムズ海峡の封鎖解除後の株高を見越し、乗り遅れるリスク(FOMO)も意識されていると指摘しています。
TOPIXも上昇、市場全体が活況
TOPIXも0.74%高の3,744.19ポイントで午前の取引を終了し、市場全体が活況を呈しています。東証プライム市場の売買代金は4兆1243億4800万円に達しました。
注目銘柄の動き
その他、アドバンテスト、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループなども上昇しました。また、英投資ファンドによる株式取得が報じられたSMCは8%超高となりました。
一方で、中外製薬や野村総合研究所は大幅に下落し、デンソーによる買収提案の取り下げ検討が報じられたロームも下落しました。
東証プライム市場では、値上がり銘柄が918銘柄(58%)、値下がり銘柄が588銘柄(37%)と、値上がり優勢の展開となりました。