国から逃げたい?韓国人男性が選ぶ日本の魅力…就職、恋愛、そして結婚のリアル
日韓カップルが過去最多を記録する中、日本への関心を高める韓国人が増えています。特に「日本で働きたい」「日本で結婚したい」というニーズが顕著になっています。背景には、韓国社会の厳しい就職事情や労働環境、そして日本への憧れがあります。本記事では、実際に日本で働く韓国人男性の体験談を基に、その切実な理由を探ります。
韓国の就職事情:英語力、高身長…クリアすべきハードル
韓国の就職戦線は、想像以上に厳しいものです。TOEIC850点という高い英語力は当たり前、ホテル業界では180cmという身長も暗黙の条件として存在すると言われています。チェ・コンウさん(34歳、仮名)も、韓国の大学でホテル経営を学んだ後、就職活動で苦戦を強いられました。
「ソウルの高級ホテルを中心に10社受けましたが、内定をもらえたのは1社だけでした。英語力も求められますし、見た目も重視される。韓国では、英語を使わない会社でもTOEIC700点程度は必要とされるほどです。」
ワーキングホリデーから日本へ:韓国社会への不満と新たな希望
なんとかホテルに就職したチェさんですが、厳しい労働環境と低い給与に悩まされました。夜間の仕事が多く、プライベートの時間がほとんどない状況に、チェさんは「韓国から逃げたい」という気持ちを抱きます。そこで選んだのが、オーストラリアへのワーキングホリデーでした。
オーストラリアで日本人と交流を深めたことがきっかけで、チェさんは日本への興味を持つようになり、2019年に日本での就職を果たしました。ホステルやIT企業を経て、現在は不動産関連企業でマーケティングや営業を担当しています。
日本で働くことの魅力:ワークライフバランスと精神的な余裕
現在のチェさんの収入は、韓国時代と大きく変わりませんが、ワークライフバランスが改善されたことが大きなメリットです。休日や退勤後の連絡はほとんどなく、プライベートな時間を大切にできる環境に、チェさんは満足しています。
「日本企業のほうがプライベートが守られ、休日や退勤後に連絡が来ない。それに慣れると、韓国での仕事には戻れないなと思ってしまいます。」
厳しい就職事情や労働環境から解放され、精神的な余裕を得られる日本。チェさんのように、より良い生活を求めて日本を選ぶ韓国人男性が増加しています。日韓カップルが過去最多を記録している背景には、このような社会的な要因も存在すると考えられます。