猫飼い必見!大地震に備える自宅の危険を減らすコツと環境づくり
いつ起こるかわからない大地震。大切な家族である猫の身を守るためには、日頃からの備えが不可欠です。家具の転倒防止や脱走対策はもちろん、猫の精神的なケアも重要です。今回は、過去の飼い主さんの被災体験談を参考に、自宅での危険を減らすコツと、猫が安心して過ごせる環境づくりについてご紹介します。
地震速報の音に注意!猫のストレスを軽減するには
東日本大震災の際、職場から帰宅した飼い主さん(神奈川県I・Oさん)は、愛猫が床に吐いた形跡があることに気づきました。原因は、留守中に鳴り続けたスマートフォンの緊急地震速報の音だったようです。猫は大きな音や振動に敏感で、地震速報の音を恐怖を感じる原因にしてしまうことがあります。
専門家の香取章子さんは、「猫は空腹で吐くこともありますが、今回のケースでは、地震速報の音によるストレスと恐怖心が大きな要因と考えられます。留守番中には地震速報が鳴らないようにするか、音量を下げるのも一つの方法です。ただし、人にとっては必要な情報なので、猫だけの留守番時以外は必ず音が鳴るように設定しましょう」とアドバイスします。
脱走防止は最優先!窓やドアの施錠を習慣に
宮城県M・Sさんは、東日本大震災の際に高層階の自宅で窓が開けっ放しになっていることに気づき、猫たちの脱走の危険にヒヤリとしました。幸い猫たちは部屋の隅でうずくまっていましたが、災害時はパニックで飛び出してしまう可能性もあります。
香取さんは、「防犯はもちろん、脱走のリスク回避のため、日頃から窓やドアは必ず施錠しましょう。災害時は補助錠などを追加するのも有効です」と指摘します。脱走防止は、猫の安全を守る上で最も重要な対策の一つと言えるでしょう。
迷子にならないために!日頃からの防災対策
阪神・淡路大震災では、早朝の地震で家族が避難する際に愛猫が行方不明になってしまったというケースもありました(兵庫県S・Sさん)。約3日後、庭で無事発見されたものの、迷子になる危険は常にあります。
香取さんは、「脱走防止対策と合わせて、防災グッズを準備しておくことも大切です。猫用のキャリーバッグや、普段から慣れているタオル、おやつなどを準備しておくと、避難時に役立ちます」と話します。日頃からの備えが、いざという時の猫の安全に繋がるのです。
大地震はいつ起こるかわかりません。愛猫の安全を守るために、今日からできる対策を始めましょう。