自民・丸川珠代氏、初質問で防災対策を訴え ペット同行避難の重要性も強調
参院から衆院にくら替え出馬し、先日初当選した自民党の丸川珠代衆院議員が11日、衆院予算委員会で初めて質問に立ちました。地元である東京7区(渋谷区、港区)の課題を優先し、首都直下地震への備えや物価高対策を中心に政府に政策をただしました。
震災経験から課題を指摘
丸川氏は、東日本大震災から15年となる3月11日を迎えることに触れ、首都直下地震への対策の重要性を訴えました。政府の中央防災会議が首都直下地震の被害想定を見直したことを踏まえ、「都心部の避難所の絶対的な不足」という現実に正面から向き合う必要性を指摘しました。
「都心の人口密集に対して避難所の収容人数はごく限られている」と述べ、港区や渋谷区など都心区の多くが在宅避難を基本としている現状を説明。今後の首都直下型地震緊急対策推進基本計画において、在宅避難から広域的避難への移行を国や自治体がどのように支えていくのか、具体的な方針を示すよう求めました。
ペット同行避難の実現を強く要請
丸川氏は、過去の震災経験を踏まえ、ペット同行避難の重要性についても訴えました。東日本大震災や熊本地震での教訓を挙げつつ、能登半島地震ではペットとともに在宅避難や車中避難を余儀なくされ、命を落とすケースもあったことを指摘しました。
「ペットの同行、同伴避難が可能な施設の確保に努めるよう、ぜひガイドラインに示してほしい」と強く要請。港区や渋谷区ではペット防災への関心が高く、防災訓練でもペット防災のブースが設けられるなど、地域住民の意識が高いことも紹介しました。
政府も対策を前向きに検討
答弁に立った赤間二郎防災担当相は、首都直下地震緊急対策推進基本計画の見直しを進めており、在宅避難や広域的避難についても明示する方向で改定作業を進めたいと述べました。また、ペット同行避難についても「大変重要」と認識し、関係省庁や地方公共団体と連携して具体的な体制構築に向けた検討を進めていく姿勢を示しました。
丸川氏は、政府の具体的な検討を促し、「ぜひ、ご検討を具体的に進めていただければと思います」と締めくくりました。
丸川珠代氏は、2007年の参院選で初当選し、第2次安倍政権で環境相や五輪相などを歴任。今回の衆院選で2度目の立候補で初当選を果たしました。