ロバート・ウィリアムズ三世の『復活』がトレイルブレイザーズの躍進を支える!「健康でいられたことに感謝」
NBAで活躍するロバート・ウィリアムズ三世選手(トレイルブレイザーズ)が、数々の怪我を乗り越え、チームの躍進に大きく貢献しています。かつてはNBAファイナル進出も経験した実力者ですが、そのキャリアは決して順風満帆ではありませんでした。そんな彼が、どのようにして復活を遂げたのか、その舞台裏に迫ります。
セルティックスでの成功と、その後の苦難
ウィリアムズ三世選手は、セルティックス時代にその才能を開花させました。ルーキーイヤーから着実に成長し、4年目にはチームの主力としてNBAファイナル進出に貢献。NBAオールディフェンシブ・セカンドチームにも選出されるなど、その実力を認められました。しかし、左膝の半月板損傷からの無理な復帰が原因で、その後のキャリアは怪我との闘いの日々となりました。トレードでトレイルブレイザーズに移籍後も、右膝の靭帯損傷、左膝の炎症と、立て続けに怪我に苦しみ、出場機会は限られていました。
「引きずらないこと」が復活の鍵
開幕時点でもコンディションは万全とは言えませんでしたが、ウィリアムズ三世選手は諦めませんでした。「ケガは誰にとっても厳しいものだけど、コートに戻って昔のように動ければ精神的な疲れは消える。何度もケガをして学んだのは引きずらないこと。そうでないと精神的にどんどん落ち込んでしまう。『明日はきっと良くなる』と思って一日一日を過ごすんだ」と語るように、前向きな姿勢を貫き、リハビリに励みました。
ディフェンスでチームを支える存在に
今シーズン、ウィリアムズ三世選手は、ドノバン・クリンガン選手に続くセンターの2番手として、チームを支えています。プレータイムは限られますが、持ち前のディフェンス力でチームに貢献。シーズン中盤には、「オフェンスは思い切って勝負するのが大事で、ミスも許容される。でもディフェンスは違う。相手にイージーなチャンスを一つも与えるべきではない。そのマインドセットをチームに植え付けたい」と、ディフェンスへの意識の高さを見せました。
チームを盛り上げる競争意識
トレイルブレイザーズは、シーズン序盤にヘッドコーチの不祥事というアクシデントに見舞われましたが、代行コーチのティアゴ・スプリッター氏の下、ディフェンスにプライドを持って戦うチームとして、着実に勝ち星を重ねています。スプリッター氏は、試合ごとに最も奮闘した選手を表彰する仕組みを導入し、ウィリアムズ三世選手もその常連となりました。「ディフェンスはスタッツに残らないことが多いけど、努力でコントロールできる。今このチームでは『どちらが良いディフェンスをしたか』を比べる競争意識があって、『今日はお前よりトゥマニ(カマラ)のほうが頑張っていた』と言われたら、プライドが刺激される。そうしてチーム内で『あいつに負けない』という良い競争が生まれている」と、チーム内の競争意識が、チーム全体のレベルアップに繋がっていることを語っています。
ロバート・ウィリアムズ三世選手の復活は、トレイルブレイザーズにとって大きな力となっています。彼のディフェンス力と、チームを盛り上げるポジティブな姿勢は、今後のチームの活躍を期待させる要素となるでしょう。