【伝説のボクサー】ガッツ石松さん死去、76歳。波乱万丈な人生と「バナナ」にまつわる意外なエピソード
中学時代は番長?ボクシングを志した意外な理由とは
元WBC世界ライト級王者であり、タレントとしても国民的な人気を誇ったガッツ石松さんが、肺炎のため76歳で亡くなりました。栃木県で生まれ育った少年時代は、新聞配達や農作業で家計を支える苦労人。中学時代には「番長」として知られ、家裁に呼び出されるほどのやんちゃぶりだったといいます。そんな彼がボクシングの道へ進んだきっかけは、金持ちの家のテレビで目にしたボクシング中継。「ケンカと同じボクサーで見返してやる」という強い決意が、伝説の始まりでした。
初めて手にしたファイトマネーで買ったものとは
プロデビュー当時、彼のファイトマネーの手取りはわずか3300円。その貴重な初任給で彼が選んだのは、なんと当時としては高級品だった「バナナ」を30本も買い占めることでした。このエピソードはあまりに有名で、後年には日本バナナ輸入組合の「第1回勝手にバナナ大賞」を受賞するほどに。このバナナを頬張る姿こそ、ガッツさんの飾らない人柄を象徴する伝説の一つといえるでしょう。
「ガッツポーズ」を生んだ男の波乱万丈なキャリア
「ガッツポーズ」の生みの親としても知られる石松さんですが、そのキャリアは順風満帆とは程遠いものでした。牛乳配達から銭湯の番台まで、20種類以上のアルバイトを掛け持ちしながら練習を積み重ねる苦労の日々。「旅がらす」と呼ばれた下積み時代を乗り越え、ついに世界王者の座を勝ち取った不屈の精神は、多くの人々に勇気を与えてきました。当時の活躍や詳しい経歴については、
心に残る「ガッツ節」と人々に愛されたキャラクター
ボクシング界のみならず、バラエティ番組で見せる天然で愛嬌たっぷりのキャラクターは、世代を超えて多くのファンに愛されました。どこか憎めない「ガッツ石松」という存在は、これからも日本のテレビ史に永遠に刻まれるはずです。これまでの多大なる功績を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。