「未完成」がついに前進!サグラダ・ファミリアで何が完成したのか?ガウディ没後100年の節目に迫る
世界一高い教会へ。シンボル「イエスの塔」が誕生
スペイン・バルセロナの象徴であり、140年以上の歳月をかけて建設が続く「サグラダ・ファミリア」に、大きな進展がありました。今回完成したのは、建物の中央にそびえ立つ「イエスの塔」です。その高さは172.5メートルに達し、これによってサグラダ・ファミリアは世界一高い教会となりました。かつて昭和天皇が皇太子時代に訪れた際、この中心部にはまだ何もありませんでしたが、長い年月を経てついに壮大な姿を現したのです。
日本人彫刻家が語る「ガウディとの対話」
この歴史的なプロジェクトには、日本人の力も深く関わっています。主任彫刻家を務める外尾悦郎さんです。外尾さんは「ガウディがやり残したことを探し、石と向き合うことでガウディと対話している」と語ります。ガウディが不慮の事故で亡くなってから、2026年でちょうど100年。式典では、ドローンによる光の演出でガウディが空に浮かび上がり、自身の遺作を見守るという幻想的な光景が広がりました。
完全完成への壁…残された「敷地問題」とは
世界中のファンが「完全完成」を心待ちにしていますが、道のりはまだ平坦ではありません。現在、工事の完遂には教会の向かいにある住宅を取り壊す必要がありますが、地元住民からの強い反対を受けており、深刻な敷地問題が立ちはだかっています。ガウディの情熱が詰まったこの世界遺産が、いつの日か名実ともに「完成」を迎えるのか。今後の動向からも目が離せません。
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