「それ、即逃げて!」雲研究者が教える、突然のゲリラ豪雨を見抜く“空のサイン”とは?
空を見上げるだけで命を守る!急な雨の予兆を見抜くコツ
夏の午後に突然やってくる、バケツをひっくり返したような「ゲリラ豪雨」。せっかくのお出かけや帰宅途中に遭遇して、びしょ濡れになった経験はありませんか?映画『天気の子』の気象監修も務めた雲研究者の荒木健太郎さんは、「空を見上げるだけで、危険な雨を察知できる」と語ります。空に浮かぶ「雲」は、いわば天気のサイン。今回は、私たちを悩ませる急な雨や嵐を見抜く方法を、専門家の知見からわかりやすく解説します。
「積・層・乱」の漢字で雲の性格がわかる!
雲は形や高さによって10種類に分類されますが、名前の漢字を見るだけでその特徴を簡単に見抜くことができます。まずはこの3つの漢字を覚えておきましょう。「積」がつく雲は、モクモクと上に成長する元気な雲。「層」がつく雲は、横に広がっておとなしい雲。そして「乱」がつく雲は、天気を乱して雨や雪を降らせる雲のことです。特に注意が必要なのが、この3つが合わさった「積乱雲」です。
積乱雲を見つけたら要注意!即避難のサイン
災害級の雨や雷、突風、さらには雹(ひょう)をもたらすのが「積乱雲」です。最近ニュースでもよく耳にする「線状降水帯」も、この積乱雲が次々と集まって発生する現象です。もし空を見上げて、周囲よりも一段と高く、モクモクと急成長している雲を見かけたら、それは「嵐の前触れ」かもしれません。最新の気象情報はスマホのアプリで確認することも大切ですが、まずは自分の目で空の変化を感じ取ることが、何よりの防災になります。