AI社会の未来を体感!「InteropTokyo2026」で見た次世代インフラの最前線
6月10日から12日までの3日間、千葉県の幕張メッセにてインターネットテクノロジーの祭典「InteropTokyo2026」が開催されました。今年で33回目を迎える本イベントのテーマは「AIとインターネット」。爆発的に普及する生成AIを、どのような物理インフラが支えているのか。その驚きの進化をレポートします。
AI時代の必須スキル?巨大ネットワーク「ShowNet」の挑戦
Interopの代名詞といえば、会場内に構築される超巨大ネットワーク「ShowNet」です。2026年は総額約20億円相当の機材と、800名を超えるエンジニアによって構築されました。今年の注目は、AIによる膨大なトラフィックと、それに伴う「熱問題」を解決するためのエンジニアリングです。ついに登場した「水冷サーバー」のデモでは、超高速な通信を行う機器が、冷却水によって驚くほど静かに、そして確実に冷やされる様子が公開されました。
AIを守り、AIを操る。最新のネットワーク技術
インフラの進化は冷却だけではありません。AIに対する攻撃(プロンプトインジェクションなど)を防御する最新のセキュリティ技術や、AIエージェントが自律的にネットワーク機器を監視するデモも実施されました。人間が指示を出すだけでなく、AIがネットワークの最適化を自動で行う未来が、すぐそこまで来ています。イベントの詳細については、
宇宙から放送まで!インターネットの可能性は無限大
今回のInteropでは、従来のネットワーク技術に加え、「宇宙とインターネット」を繋ぐStarlinkのような衛星通信や、映像制作をネット経由で行う「MediaoverIP」など、応用領域がさらに拡大しています。また、圧倒的な低遅延を実現する次世代光ファイバーやWi-Fi7といった、私たちの身近な通信環境を支える最新ハードウェアの展示も目白押しでした。AI社会の裏側で進化し続けるインフラ技術から、今後も目が離せません。