日本株は上昇継続か?AI需要と中東情勢から目が離せない6月第4週の注目ポイント
史上最高値更新なるか?先週の振り返りと今後の展望
先週の日本株市場は、驚異的な強さを見せました。東証株価指数(TOPIX)は4.2%の大幅上昇を記録し、2024年8月以来となる力強い追い風が吹いています。今週(6月22日-26日)もこの上昇気流は続く見通しです。特に、米国とイランの暫定和平合意への期待感から、原油価格の下落や供給不安の解消が市場を後押ししています。AI(人工知能)関連株への熱い視線も続いており、株価指数は再び史上最高値を更新する可能性も浮上しています。
市場が警戒する「物価」と「日銀の動向」
投資家たちが最も懸念しているのは、インフレの加速による中央銀行の急激な利上げです。今週は、その行方を占う重要な経済指標が相次ぎます。米国では25日に個人消費支出(PCE)価格指数が、国内では26日に東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表されます。いずれも前月より伸びが加速すると予想されており、結果次第では市場に緊張が走る可能性もあります。また、24日には日銀が金融政策決定会合の「主な意見」を公表予定です。もし、追加の利上げを急ぐようなタカ派的な意見が目立つようであれば、株価にとっての波乱要因となるため注意が必要です。
注目企業と投資家がチェックすべき半導体業界の動き
今週の企業動向で特に注目したいのが、米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算発表(24日)です。設備投資による財務への影響は気になるところですが、半導体サプライチェーンの上流に位置する同社の動向は、日本国内の半導体関連株にとっても重要な先行指標となります。また、25日にはキオクシアホールディングスの株主総会も予定されており、半導体セクターの強気な展開が維持されるのか、投資家からの注目が集まっています。出遅れていた非ハイテク銘柄の業績改善への期待も高まっており、投資先を広げるチャンスとなるかもしれません。
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