KDDI株主総会で波紋 松田社長の賛成率が急落した「巨額不正会計」問題の全貌
信頼回復への道のりは険しい?KDDI株主総会で起きた異変
大手通信キャリアのKDDIが先日開催した定時株主総会で、経営陣に対する厳しい審判が下されました。注目されていた松田浩路社長の取締役選任に対する賛成比率は77.67%にとどまり、昨年の94.54%から大きく数字を落とす結果となりました。高橋誠会長に至っては62.34%まで低下しており、株主の不信感が数字となって表れています。
2461億円の架空計上も…傘下企業で起きた衝撃の不正
なぜここまで賛成比率が下がってしまったのでしょうか。その背景には、KDDI傘下である「ビッグローブ」と「ジー・プラン」のネット広告事業で発覚した、巨額の不正会計問題があります。なんと2018年から7年もの間、売上高が2461億円も架空計上されていたというのです。さらに、この不正を通じて外部の広告会社21社に対し、329億円もの資金が流出していたことも明らかになりました。企業の社会的信用を揺るがす今回の不祥事は、今後のKDDIの経営体制にも大きな課題を突きつけています。