美輪明宏さん死去、91歳 デーブ・スペクターが語った「知られざる偉大さ」と本名
昭和を駆け抜けたカリスマ・美輪明宏さんの生涯と功績
歌手や俳優として唯一無二の存在感を放ち続けた美輪明宏さんが、6月20日に老衰のため91歳で亡くなりました。この訃報は28日に所属事務所の公式サイトで発表され、多くのファンに衝撃と悲しみが広がっています。晩年は「オーラの泉」などのバラエティ番組や、トレードマークである鮮やかな髪色のイメージが強い美輪さんですが、若い世代には知られていないその圧倒的なキャリアは、まさに日本の芸能史そのものと言っても過言ではありません。
「丸山明宏」時代から知るデーブ・スペクターが明かした素顔
訃報を受けて生放送されたTBS系『サンデー・ジャポン』では、デーブ・スペクターさんが追悼の言葉を寄せました。デーブさんは「丸山明宏と呼ばれていた頃から知っている」と語り、かつて美輪さんの自宅を訪れた際のエピソードを披露。「まるで博物館のような芸術的な空間だった」と振り返り、昭和の映画や文学に精通していた美輪さんの知性と教養の深さを称賛しました。若い世代に向け、「晩年の姿しか知らない人も多いかもしれないが、本当にすごい才能を持った人。ぜひ過去の作品に触れてほしい」と熱いメッセージを送りました。
伝説的な「メケメケ」からアニメ映画のボイスキャストまで
16歳でプロデビューを果たした美輪さんは、銀座のシャンソン喫茶を拠点に「メケメケ」の大ヒットで一躍スターダムを駆け上がりました。また、日本におけるシンガーソングライターの元祖として「ヨイトマケの唄」などの名曲を世に送り出し、演劇界でも『黒蜥蜴』や『毛皮のマリー』といった伝説的な舞台で主演を務めました。さらに、スタジオジブリ作品『もののけ姫』のモロの君役や、『ハウルの動く城』の荒地の魔女役といった声優としての名演技も、多くの若者の心に刻まれています。77歳で挑んだNHK紅白歌合戦のステージも記憶に新しい美輪明宏さん。その圧倒的な芸術性と生き様は、これからも日本のエンターテインメント界で語り継がれていくことでしょう。
※詳細な訃報の内容については、公式の