16年ぶりの優勝へ!スペイン代表が抱える「光と影」とは?決勝トーナメントの展望を徹底解説
W杯1次リーグ首位通過も…揺れる優勝候補への評価
2026年北中米ワールドカップで、16年ぶり2度目の頂点を目指すスペイン代表。1次リーグH組を2勝1分け、無失点という完璧な成績で首位通過しましたが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。初戦のカボベルデ戦で引き分けたこともあり、優勝候補筆頭と目されていた開幕前と比べると、現地メディアの優勝予想確率は低下傾向にあります。パスを回して支配する「スペインらしさ」は健在ですが、一体何が懸念されているのでしょうか。
崩しの引き出し不足とウインガーたちの受難
デラフエンテ監督が指摘する最大の課題は、「守りを固める相手の崩し方」です。カタール大会でも見られたこの悩みは、依然としてチームの大きな壁となっています。さらに頭を悩ませているのが、突破口を開くはずのウインガー陣のコンディション不良です。期待の若手ヤマルはケガ明けで本調子とは言えず、ニコ・ウィリアムズやジェレミ・ピノがウルグアイ戦での負傷により離脱を余儀なくされました。準々決勝での復帰を信じ、まずは今のメンバーでいかに勝ち抜くかが鍵となります。
鉄壁の守護神ウナイ・シモンが挑む歴史的記録
一方、ポジティブな要素として特筆すべきは、スペイン史上初となるW杯1次リーグ無失点という快挙です。この鉄壁の守備を支えているのが、GKウナイ・シモンです。現在、W杯で429分間失点なしという驚異的な記録を更新中。決勝トーナメント初戦のオーストリア戦では、イタリア代表のゼンガが持つ世界記録「517分」や、カシージャスのスペイン記録を塗り替えるチャンスが到来しています。34試合公式戦無敗という圧倒的な安定感は、世界を制するための大きな武器となるでしょう。
勝ち進むための「絶対条件」と激闘のトーナメント
決勝トーナメントの組み合わせは厳しく、勝ち進めばポルトガル、フランス、さらにはアルゼンチンやブラジルといった強豪との対戦が待ち受けています。深夜の試合でも視聴率が約70%に達するなど、スペイン国民の熱狂は最高潮です。負ければ終わりのトーナメントで、チームはまずは初戦のオーストリア戦にすべてを懸けます。若きタレントたちの完全復活と、伝統のパスサッカーが噛み合ったとき、スペインの2度目の栄冠が現実味を帯びてくるはずです。最新の大会情報は、