滋賀の伝統野菜「弥平とうがらし」が熱い!進化系スイーツから日常のスパイスまで大注目
ただ辛いだけじゃない!「弥平とうがらし」の魅力とは?
皆さんは、滋賀県湖南市に伝わる伝統野菜「弥平(やへい)とうがらし」をご存知でしょうか?長さ約5センチほどの鮮やかなオレンジ色が特徴で、一般的なタカノツメの約2倍もの辛さを誇ります。しかし、ただ辛いだけではありません。食べた瞬間に広がる豊かな香りと旨味、そして後味の清涼感が、多くの食通を虜にしています。「近江の伝統野菜」にも認定されている、湖南市の誇るべき宝物です。
自宅で育てる楽しさを!市を挙げた普及プロジェクトが始動
現在、湖南市では弥平とうがらしを身近に感じてもらうためのプロジェクトが活発です。市役所では、職員自らが育てた約100個の苗を住民や企業に配布する取り組みを開始しました。SNSを活用して育て方を共有したり、収穫したとうがらしの絶品調理法を教え合ったりと、コミュニティ作りにも一役買っています。「育てる体験を通じて、弥平とうがらしが食卓の定番調味料になってほしい」という市の願いが、着実に実を結び始めています。
甘いのに辛い?SNSで話題の「とうがらしソフト」も登場!
弥平とうがらしの認知度は、地元企業やショップの工夫で急速に高まっています。保存会が手掛けるパウダーは生産量が10年前の約10倍にまで急成長。さらに、昨年からは福祉・健康増進施設「じゅらくの里」にて、パウダーを振りかけた「とうがらしソフトクリーム」が販売され、SNSでも話題に。辛さを選べるこのユニークなスイーツは、子育て世代の保護者からも「また食べたくなる」とリピーターが続出しているそうです。
生産者の想いと未来への展望
生産者が少ないという課題はありますが、関係者の熱意は冷めることがありません。加工品を販売する釘田和加子さんは「地元の人が手土産としてまとめ買いするケースも増えている」と、手応えを語ります。伝統野菜という枠を超え、湖南市の新しい名物として進化を続ける弥平とうがらし。ぜひ皆さんも、いつもの料理に一振りして、その奥深い辛さと旨味を体験してみてはいかがでしょうか。湖南市が仕掛ける、これからの「旨辛ムーブメント」から目が離せません。