なぜ今、EBiDANが熱いのか?元QuizKnock編集者が分析する「応援したくなる」エネルギーの正体
夢を共有し、共に駆け上がる。EBiDANがファンを熱狂させる理由
2025年の『NHK紅白歌合戦』初出場を皮切りに、凄まじい勢いでファンを増やし続けている若手アーティスト集団「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」。彼らが放つ、つい目を離せなくなるエネルギーの正体は一体どこにあるのでしょうか?今回は、QuizKnockの元編集者であり、熱狂的な「8号車(超特急ファン)」としても知られる山森彩加氏の視点から、その魅力の核心に迫ります。
「自分のためだけじゃない」から頑張れる。ファンと繋がる共通目標の強さ
EBiDANの多くのグループは、結成当初から「パシフィコ横浜に立ちたい」「日本武道館、そしてドームへ」といった大きな夢を公言し、それを着実に叶えてきました。山森氏は、こうした「夢を声に出すことでファンと共通認識を持てること」が、応援のしやすさに繋がっていると分析します。「人は自分のためだけに行動するよりも、誰かのために動くときの方が力を発揮できるもの。推しが夢を叶えるプロセスを共有することで、ファン自身も『次はあの景色を見せてあげたい』という一体感が生まれるのです」と語ります。
グループの枠を超えた「EBiDAN」という大きなコミュニティの波
近年のEBiDANは、単なるグループの集合体を超え、一つの大きなエンタメチームとして存在感を強めています。2023年以降、グループの垣根を越えた合同ユニットの結成や冠番組の開始など、「EBiDAN全体」を応援したくなる仕掛けが充実しました。山森氏いわく、「推し以外のグループの楽曲も自然と耳に入る環境が整っていたことが、今のM!LKや超特急の飛躍と完璧に噛み合った」とのこと。準備が整っていたからこそ、新規ファンがスムーズに彼らの世界観に没入できる土壌ができているのです。
全力で挑む姿が、明日を生きるエネルギーに変わる
紅白終了後に渋谷から赤坂へ走り、そのまま自転車で初日の出を目指すといった、彼らの「どんな仕事にも全力で挑む姿勢」は、多くの人の心を動かしています。山森氏は「彼らが全力で走る姿を見ることで、自分自身も頑張ろうと思える。作り手の熱い思いや、夢に向かってひたむきな姿勢は、時代を超えて人の幸福度を上げるきっかけになる」と話します。ただアイドルを観るのではなく、ライブという空間をメンバーとファンで一緒に作り上げるという体育会系な熱量こそが、EBiDANが今、最も人を惹きつけている理由なのかもしれません。
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