「なぜ日本にはあって、ブラジルにはないのか」元セレソンMFが指摘した王国ブラジル敗退の決定的な理由
ブラジル対ノルウェー戦で見えた「王国」の慢心と日本の闘志
2026年W杯、5度の優勝を誇るサッカー王国ブラジルがベスト16で姿を消しました。ノルウェー代表の怪物、アーリング・ハーランドの前に屈したセレソン。この敗退の予兆は、実は対戦相手だった日本代表との試合の中にありました。『DAZNイタリア』で解説を務める元ブラジル代表MFエルナネス氏は、試合前から母国の「決定的な弱点」を鋭く指摘していました。
「ティキ・タカに固執するな」泥臭さを欠いたブラジルの末路
エルナネス氏が最も懸念していたのは、ブラジル代表に不足している「ガハ(ポルトガル語で闘志・泥臭さを意味する)」の欠如です。同氏は、大会中にアルゼンチンが見せた執念や、対戦相手である日本代表の戦いぶりを目の当たりにし、「なぜ我々にはこれがないのか?」と苦言を呈していました。「ブラジルは少しでも内容が良いと、すぐにティキ・タカのような華麗な勝利を求めすぎてしまう。しかし、それでは勝てない。日本の方が遥かに泥臭く、闘志を持ってデュエルに勝利していた」と、王国のプライドが逆に足かせとなっている現状を分析しています。
戦術だけでは勝てないW杯の現実
結局、ハーランドを止められず、ネイマールのPKによる1得点のみで敗退したブラジル。名将アンチェロッティ監督をもってしても、選手たちのメンタル面に潜む「慢心」までは修正しきれなかったようです。世界中の強豪がフィジカルと闘志を全面に押し出す中、技術だけに頼ったブラジルのスタイルは、今のW杯では限界を迎えているのかもしれません。日本代表が世界に示した「戦う姿勢」こそが、今のブラジルが最も必要としているものだったと言えるでしょう。今回の敗戦は、王国ブラジルが再び世界王者へと返り咲くために、今一度「泥臭いサッカー」と向き合う大きな転換点になるかもしれません。
詳しい試合経過やエルナネス氏の解説の詳細は、