【高校野球】横浜創学館のエース・稲嶺啓が号泣…父・DeNAスカウトが見守る中、延長戦の末に悔しい敗退
父の背中を追った最後の夏。延長十三回の激闘の結末
第106回全国高校野球選手権神奈川大会で、悲劇的な幕切れがありました。第1シードとして優勝候補に挙げられていた横浜創学館が、初戦となる2回戦で平塚学園に延長十三回の激闘の末、4-5でサヨナラ負けを喫しました。マウンドを守り続けたのは、3年生エースの稲嶺啓(いなみね・けい)投手。試合終盤、足をつりながらも最後までチームのために投げ抜きましたが、あと一歩届きませんでした。
「自分のせいで…」99球の力投に父・茂夫さんも胸を痛める
六回から登板した稲嶺投手は、最高気温30度を超える酷暑の中、7回1/3を投げる力投を見せました。しかし、延長十三回に同点打を浴びると、疲労から足がつるアクシデントが発生。水分補給をして再登板したものの、無念の降板となりました。試合後、稲嶺投手は「十二回から違和感があったけれど、投げなきゃいけなかった。本当に申し訳ない気持ち」と涙ながらに語りました。一塁側で見守っていた父であり、DeNAのアマスカウトを務める稲嶺茂夫さんも、息子の懸命な姿に祈るような思いで見守っていましたが、高校野球生活最後の夏は、悔しい結末となりました。