映画ファン必見!マイケル・ジャクソンのMVは「巨匠たちが手掛けたショートフィルム」だった
6月12日より公開となった、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンの波瀾万丈な生涯を描いた映画『Michael/マイケル』。本作の公開を記念して、いま改めて注目したいのがマイケル自身が「ショートフィルム」と位置づけていた伝説的なミュージックビデオ(MV)の数々です。単なる楽曲のプロモーション映像の枠を超え、ハリウッドの巨匠たちとタッグを組んで作り上げられた珠玉の作品群は、映画ファンなら一度は観ておくべき「総合芸術」といえます。
映画史に残る傑作「スリラー」と巨匠ジョン・ランディスの手腕
マイケルのMVを語るうえで欠かせないのが、音楽界のみならずポップカルチャーに革命を起こした「スリラー」です。監督を務めたのは『狼男アメリカン』で知られるジョン・ランディス。約14分にも及ぶこの作品は、ホラー映画へのオマージュが満載です。当時の最新技術であった特殊メイクを駆使したゾンビダンスは、今観ても色褪せないクールさ。MVを「販促用からアートへと昇華させた」歴史的作品として、本作を観る前にぜひチェックしてみてください。
豪華すぎる!名監督とマイケルのクリエイティブな融合
マイケルが組んできたのは、ジョン・ランディスだけではありません。マーティン・スコセッシ監督が初めて手掛けたMVである「バッド」では、ストリートの緊張感が漂うニューヨークの犯罪映画のような世界観が展開されます。また、『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが手掛けた「フー・イズ・イット」では、青みがかった映像でスタイリッシュかつ不穏なミステリーを見事に描き出しました。さらに『ドゥ・ザ・ライト・シング』のスパイク・リーによる「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」では、社会派メッセージを強烈に放つなど、監督それぞれの作家性が色濃く反映されています。
映画『Michael/マイケル』をより楽しむために
マコーレー・カルキンが出演した「ブラック・オア・ホワイト」や、古代エジプトが舞台の「リメンバー・ザ・タイム」など、マイケルが生み出したMVの数々は、まさに「映画」そのものです。現在公開中の映画『