【解説】維新の悲願「副首都法」が成立!何が変わる?同日選を巡る火種も解説
「副首都法」がついに成立!これまでの経緯とは?
日本維新の会が長年掲げてきた「副首都構想」に関連する法律が、特別国会でついに成立しました。この法案は、大阪を「副首都」と位置づけ、東京一極集中を是正することを目指すものです。これまで維新が強く推進してきましたが、今回の国会で与党である自民党などが大幅に譲歩する形で採決が行われ、成立に至りました。
野党の反発と「付帯決議」の裏側
今回の法案成立にあたり、立憲民主党などは「特別区設置の住民投票と、通常の選挙を同日に行うことを禁じる」という内容を付帯決議として盛り込むよう強く求めました。コスト削減の観点から住民投票と選挙の同日実施を主張する維新側に対し、野党側は「党利党略」と批判。最終的には与党側がこの要望を受け入れる形で決着しました。
早くも火種が?吉村代表の発言が波紋を呼ぶ
法律が成立した直後、日本維新の会の吉村洋文代表が、付帯決議の内容を覆すかのような発言をしました。「コストを抑えるためには、やはり同日選を目指していくべき」という姿勢を崩しておらず、今後の住民投票のあり方を巡って、早くも国会内での対立が予想されています。このちぐはぐな対応に、国民民主党の玉木代表からは「政府与党内の連絡調整がお粗末だ」と厳しい指摘が飛んでいます。
集中審議は週明けへ 今後の国会運営はどうなる?
今回の法案採決が深夜までもつれ込んだ影響で、高市首相が出席する予定だった衆議院予算委員会の集中審議は、週明けの27日(月)に先送りとなりました。今回の特別国会では、皇室典範の改正や国旗損壊罪の創設など重要な議題も扱われましたが、運営の不安定さが浮き彫りになる形となりました。今後の政局がどのように動くのか、引き続き注目が必要です。