スペースXが衝撃の上場!「Zテック20」組み入れで私たちの投資はどう変わる?
歴史的規模で上場したスペースX、投資家への影響は?
6月12日、イーロン・マスク氏率いるスペースXが待望の新規上場(IPO)を果たしました。上場初日から2日連続で約20%上昇という驚異的な滑り出しを見せ、わずか3営業日で時価総額が約2.77兆ドル(約44兆円超)に到達。世界第5位の巨大企業へと駆け上がり、マスク氏は「兆万長者(資産1兆ドル超)」という人類初の称号を手にしました。このニュースは世界中で大きな話題となっていますが、私たち個人投資家にとって、この巨大すぎる新星の誕生は一体何を意味するのでしょうか。
「Zテック20」に即座に組み入れ!ファンドへの影響とは
この巨大企業の登場により、投資信託(ファンド)の世界にも動きがありました。「世界のテクノロジー株」に投資する「iFreePlus世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)」が、上場初日にスペースXを組み入れたことを正式に発表したのです。同ファンドは時価総額上位20銘柄を機動的に組み入れる方針をとっており、さっそく約6.0%の比率でスペースXを採用しました。これにより、ファンドの基準価額は上場後の株高を受けて数日で4%以上も上昇するという恩恵を受けています。
「朗報」だけではない?知っておくべきシビアな現実
一見すると「すごい企業が身近なファンドに入って利益が増えるなら最高!」と思いがちですが、ここには注意すべきシビアな現実も隠されています。あまりに巨大な企業が指数やファンドに組み入れられると、その後の値動きが全体のパフォーマンスを左右する「重石」や「エンジン」になりやすいためです。また、話題性だけで高値掴みをしてしまうリスクもゼロではありません。今後、「NASDAQ100」など主要インデックスへの採用観測も強まる中で、私たちは「流行りの銘柄」だけに踊らされず、リスク管理を徹底した冷静な投資判断がこれまで以上に求められることになるでしょう。