イーロン・マスク氏「元兆万長者」へ…スペースXとテスラの株価急落で資産が半分に
資産1兆ドルからの転落、一体何が起きているのか?
世界一の富豪として知られるイーロン・マスク氏の資産が、わずか1ヶ月ほどで約半分にまで減少するという衝撃的な事態が発生しました。米フォーブスによると、一時1兆4500億ドルに達したマスク氏の資産は、現在6957億ドルまで急落。かつて人類初の「兆万長者」として君臨したマスク氏は、自身のSNS(X)で「元兆万長者」と自嘲するほどの状況となっています。
スペースXの苦戦とスターシップ試験の失敗が直撃
今回の資産減少の大きな要因は、宇宙開発企業スペースXの株価低迷です。同社のロケット「スターシップ」の試験飛行におけるエンジン再点火の失敗などを受け、投資家の不安が拡大。現在の株価は公募価格を20%近く下回る水準まで落ち込んでいます。さらに、収益の柱が衛星通信サービス「スターリンク」に偏っている点も、投資家からは「過度にリスクが高い」との指摘が上がっており、今後の業績発表が正念場となりそうです。
テスラの業績不振が追い打ちをかける
マスク氏の主要企業であるテスラも苦境に立たされています。最新の決算では販売台数こそ増加したものの、価格引き下げやコスト増の影響で純利益が市場予想を下回り、投資家からの失望売りを誘いました。年初から株価は30%も下落しており、株価目標を引き下げる証券会社も相次いでいます。夢のある未来事業を描き続けるマスク氏ですが、今は投資家たちから「安定した収益力」という厳しい現実を突きつけられているようです。
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