トランプ大統領、イランへ「窒息」の警告 海上封鎖で経済圧迫を強める狙いとは
「豚のように苦しむ」強硬姿勢を示すトランプ氏
トランプ米大統領が、イランとの対立について極めて過激な表現で警告を発しました。トランプ氏は、イランが提案した核協議の「中間合意案」を事実上拒否し、海上封鎖を中心とした「締め上げ作戦」を継続する意向を明らかにしています。インタビューの中でトランプ氏は、ホルムズ海峡の封鎖について「空爆よりも効果的だ」と述べ、イラン経済がまるで「息を詰まらせた豚のように」追い詰められるだろうと強い口調で批判しました。
イラン経済は通貨暴落で危機的状況に
度重なる経済制裁とエネルギー施設への打撃により、イラン経済は今、歴史的な危機に瀕しています。イランの通貨リアルは、核合意締結当時の約56分の1という衝撃的な水準まで暴落しました。失業率の急増と深刻なインフレに苦しむイランに対し、米国はさらに各国と連携した「海洋自由連合(MFC)」の結成を呼びかけ、包囲網を固めています。イラン側は「原油価格が1バレル=140ドルを超える」と警告するなど、国際的なエネルギー市場を揺さぶることで対抗しようとしています。
高騰する戦争コストと今後の行方
一方で、米国内でも懸念の声が上がっています。ピート・ヘグセス国防長官は、イランとの衝突にかかった戦争費用がすでに250億ドルに達したことを認めました。実際には基地の復旧などを含めると400億〜500億ドル規模に膨らむとの報道もあり、米軍の空母配備削減などコストを意識した動きも見え隠れしています。膠着状態が続く中、イランから新たな修正案が出る可能性も報じられていますが、トランプ氏は「核兵器保有を認めない限り合意はない」という姿勢を崩しておらず、先行きは依然として不透明なままです。
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