この冬、電気代がヤバい?ホルムズ海峡封鎖が私たちの生活に与える影響とは
ホルムズ海峡の封鎖で「冬の電気代」が高騰する可能性
最近、ニュースでよく聞く「ホルムズ海峡の封鎖」。遠い国の出来事のように感じるかもしれませんが、実は私たちの生活に直結する大きなリスクを秘めています。エネルギー専門家の大場紀章さんによると、最も警戒すべきなのは「この冬の電気代」です。ホルムズ海峡を経由して世界に供給されるLNG(液化天然ガス)がストップすることで、世界中でガスの奪い合いが起き、日本にもその影響が波及して価格が高騰する恐れがあるのです。
エアコン暖房が冬の電力需給を厳しくする
なぜ夏ではなく「冬」なのでしょうか。その理由は、ここ数年で私たちの生活スタイルが大きく変化したからです。かつては灯油ストーブが主流でしたが、今ではエアコンを暖房として使う家庭が急増しました。冬は日照時間が短く太陽光発電が頼りにならない上に、夕方になると一斉に暖房が稼働するため、電力需要がピークに達します。「冬の電力不足」は現代の日本にとって、夏以上に深刻な課題となっているのです。
「買いだめ」は不要?いま私たちがすべきこと
過去には原油不足によるナフサの影響で、一部の製品やゴミ袋などが品薄になる騒ぎもありましたが、現在は供給状況も落ち着きつつあります。専門家は「特定のものを買いだめする必要はない」と指摘しています。パニックにならず、例年通りの購買行動を続けることが、結果として社会を安定させることにつながります。今後のエネルギー情勢には注視が必要ですが、過度な不安を持たず、この冬の節電対策などを今のうちに少しだけ意識しておくと良さそうです。