【岡山】海外製洗浄機器の卸売業者「三和機販」が破産、長年の歴史に幕…一体何が起きたのか?
1989年創業、洗浄機器卸売業者の「三和機販」が破産手続きへ
岡山県赤磐市に拠点を置き、長年海外製の業務用・家庭用洗浄機器などの販売を行ってきた株式会社三和機販が、今月(7月)15日に岡山地裁より破産手続きの開始決定を受けました。帝国データバンクによると、かつては直接仕入れという独自の強みを活かして堅調な売上を誇っていましたが、近年の環境変化が重なり、力尽きる形となりました。
新規需要の減少とコスト増が経営を直撃
同社は1989年の設立以来、海外製の洗浄機や林産関連器具、機械工具などを幅広く展開し、地元の建設業者や個人からも支持されてきました。2011年2月期には約1億3,000万円の年売上高を記録するなど安定した時期もありました。しかし、近年は新規の設備投資を行う動きが鈍り、既存設備の保守や交換がメインという厳しい状況が続いていました。さらに、メーカー側の仕切り率(仕入れ価格)の上昇という追い打ちもかかり、採算が合わなくなったことで事業の継続を断念する判断に至ったようです。最新の決算時点では売上高が約1,000万円まで落ち込んでおり、回復の兆しを見出すことが困難だった模様です。
業界の現状と「倒産」の背景
今回の破産は、特化したニッチな市場で活動する卸売業者が、時代の変化やコスト増にどう立ち向かうかの難しさを浮き彫りにしました。詳細は