マイクロソフト決算でXBOX事業が苦戦―「減損・レイオフ」の影響と今後の巻き返し策とは?
XBOX事業に逆風、コンテンツ&サービス売上が10%減少
マイクロソフトが2026年7月29日に発表したFY2026第4四半期の決算によると、全社としては売上高・純利益ともに前年同期比で大幅増となる好調な数字を記録しました。しかし、ゲーミングファンにとって注目すべきはXBOX事業の苦しい現状です。XBOXを含む部門の売上は前年比で4%減となり、中でもGamePassを含む「XBOXコンテンツ&サービス」の売上は10%減という厳しい結果となりました。今回の決算では、XBOX事業におけるレイオフ(人員整理)にともなう費用や、減損損失が発生したことがその要因として挙げられています。
止まらないコスト増とハードウェアの値上げ決断
XBOX事業を巡っては、過去5年間で200億ドル以上の投資を行いながらも収益が伸び悩むという課題が浮き彫りになっています。さらに、コンソール向けパーツの価格高騰も追い打ちをかけており、XBOXSeriesX|Sは8月1日より全世界で100~150ドルの値上げが予定されています。報道によれば、ハードを1台販売するごとに約150ドルの損失が出る状況となっており、まさに背に腹は代えられないという苦渋の決断といえるでしょう。
新体制で挑む2027年度、XBOXの未来は?
厳しい数字が並んだ一方で、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、依然として強気な姿勢を崩していません。ナデラ氏は「当社は業界最高のIPと世界中の優秀なスタジオを有している」と語り、今後はこれらの強みを最大限に活かして、2027年度には事業を再び成長軌道へ戻す方針を示しています。新CEOに就任したアーシャ・シャルマ氏による抜本的な改革がどのような形で見えてくるのか、新作ゲームや次世代ハードの展開など、今後のXBOX事業の巻き返しに注目が集まります。詳細な決算資料については、