ロシアが北方領土周辺でミサイル発射演習を実施 プーチン政権の狙いとは
ロシア軍が北方領土周辺で軍事演習を強行
ロシア国防省は20日、北方領土周辺のオホーツク海などで、太平洋艦隊によるミサイル発射演習を実施したと発表しました。今回の訓練では、敵艦船を想定した標的に対して、原子力潜水艦や千島列島に配備された防衛システムから実際に対艦ミサイルが発射されたとのことです。日本政府は事前に演習の通告を受けて抗議していましたが、ロシア側は演習を強行する形となりました。
プーチン大統領の訪問以降、続く「実効支配」のアピール
なぜ、今このような軍事行動が行われているのでしょうか。背景には、プーチン大統領による北方領土訪問以降、ロシア側が領有の正当性を強調する動きを強めていることがあります。ロシアの政府高官らは、北方領土が自国領であることを繰り返し主張しており、今回の演習もその一環として、北方領土周辺における実効支配を国際社会に強く印象付ける狙いがあると考えられます。今後の日露関係の行方や、地域の安全保障環境への影響が懸念されます。