「最後だとかみしめて投げた」岸孝之、引退する盟友・栗山巧との“736日ぶり”真剣勝負に涙
共に戦った10年。岸孝之が語った、引退試合での栗山巧への想い
楽天の岸孝之投手(41)が、引退試合を迎えた西武・栗山巧外野手(42)との再戦に特別な想いを語りました。かつて西武ライオンズで10年間共にプレーした盟友との対決は、なんと736日ぶり。球場が感動に包まれる中、マウンド上の岸は「最後の勝負だと思ってかみしめて投げた」と胸の内を明かしました。
「しらけるような真似はしたくない」最高の形で見せたプロの意地
2回1死の場面で訪れた初対戦。岸は「これで対戦することも最後なんだな」という寂しさを感じながらも、プロとして最高のボールを投げ込むことを選択しました。カーブで空振りを奪い、最後は142キロの直球で左飛に打ち取るという、一切の手加減なしの真剣勝負を展開。続く4回の得点圏での対戦でも、ピンチを脱する左飛に抑え、最後までファンを魅了する戦いぶりを見せました。「栗山さんとの勝負の時だけは、変な緊張感があった」と語る岸の表情には、長い時間を共に戦った先輩への深い敬意がにじんでいました。
「もう一度対戦したかった」ファンも涙する盟友同士の絆
結果は5回6安打3失点での降板となりましたが、試合後の岸は「栗山さんの最後に先発として勝負できたことは本当に良かった」と晴れやかな表情で締めくくりました。かつてのチームメートとして、そしてライバルとして互いを高め合ってきた二人の物語は、この対決をもって一つの区切りを迎えます。二人の歴史については、ぜひ