「もう1打席勝負したかった」楽天・岸孝之、西武・栗山巧の引退試合で見せた魂の真っ向勝負
盟友との最後の対決に込めた思い
2026年8月30日、ベルーナドームで行われた西武ライオンズ・栗山巧選手の引退試合。この特別なマウンドで、楽天イーグルスの岸孝之投手が「志願の先発」を果たしました。かつて西武で共に戦った同志として、最後の大舞台に選ばれた岸投手は、全5球すべて直球勝負という、熱いメッセージを込めたピッチングを披露しました。
「栗山さんの時だけは変な緊張感が…」
試合後、岸投手は今回の対決について、「栗山さんの時だけは、凄い変な緊張感がありました」と率直な心境を明かしました。2打席対戦し、いずれも左飛に打ち取るという結果でしたが、第1打席ではこの日の最速143キロをマークするなど、その一球一球には「最後の勝負」を噛みしめるような気迫が宿っていました。敵として幾度となくしのぎを削ったからこそ生まれた、言葉以上のコミュニケーションだったと言えるでしょう。
感動のセレモニーと胴上げ
試合後に行われたセレモニーでは、岸投手が栗山選手へ花束を手渡すシーンも。長年、同じチームで切磋琢磨した盟友の最後を見届ける姿には、多くのファンが胸を熱くしました。岸投手の「もう1打席勝負したかった」という言葉には、これまでの感謝と尊敬の念が詰まっています。この日の対決は、栗山選手の輝かしいキャリアの1ページとして、ファンの記憶に深く刻まれることになりました。
最新のプロ野球情報については、