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EY川口宏氏がM&A市場を徹底分析!活況の裏側と今後の展望、そしてAI戦略とは?

投稿日:2025年12月24日

企業の合併・買収(M&A)を促進する動きが加速する中、EYストラテジー・アンド・コンサルティング川口宏代表取締役が、M&A支援業務の全領域を統括するリーダーに就任しました。7月1日から新たな体制がスタートし、川口氏に今後のM&A市場の動向や支援のあり方について聞きました。

M&A市場の現状と魅力

川口氏は、現在のM&A市場を「活況」と表現します。特に、低い金利が企業買収を後押ししており、買い手にとって魅力的な状況が続いているとのことです。東証グロース市場の上場維持基準引き上げも、M&Aを促進する要因になると指摘しています。

M&Aニュースを読み解くための視点

M&Aは、私たち一般の人々にとっても決して遠い世界の話ではありません。川口氏は、自身の会社や将来就職する可能性のある会社がM&Aの対象になった場合を想像することで、M&Aへの興味や理解が深まるとアドバイスします。また、買収された企業には「価値があるから買われた」という側面もあることを理解しておくことが重要だと語ります。

一気通貫体制の狙い

EYは7月1日より、戦略策定から買収後の統合支援まで、M&Aの全支援業務を「一気通貫」で提供する体制を明確にしました。これまで、M&Aの実行支援はEYブランド、戦略策定や統合支援は「EY-Parthenon」ブランドで展開していましたが、これらを統合し、より包括的なサービスを提供することで、顧客への訴求力を高めます。「パルテノン」は海外で高いブランド価値を持つEYが2014年に買収したアメリカの戦略コンサルファームの社名です。

リーダー就任時の心境と今後の目標

リーダー就任当初、川口氏は顧客との直接的な対面機会が減ることを懸念した一方で、組織を率いる“内政的な”役割に注力する必要性を感じました。リーダーとして掲げる目標は、前任者が実現した毎年2桁の成長率を維持すること。これは目標というより“義務”だと川口氏は語ります。

AI戦略と「知の実」

川口氏は、今年を「AI元年」と宣言し、全メンバーにAIアシスタントのCopilotを配布しました。AIの進化はM&A支援においても不可欠であり、専門家であるEYのメンバーがAIを使いこなすことで、より質の高いサービスを提供できると考えています。26年は、AIによって得られた“知”“実”ある行動に移す年にすると意気込んでいます。

川口氏の言葉には、AI技術の活用と、それを実行する人間の重要性が込められています。今後のM&A市場において、EYパルテノンがどのような革新的なサービスを提供していくのか、注目が集まります。

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