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高市総理、落選議員に「次の選挙では自民の公認だけで勝てるように」…高支持率の裏で解散できない理由

投稿日:2026年01月10日

高市早苗総理の高い支持率を背景に、解散・総選挙への期待が高まる一方、その実現には様々な課題が立ちはだかっています。’24年の衆院選で落選した議員たちへの衝撃的な一言と、解散に踏み切れない複雑な事情を深掘りします。

落選議員に突きつけられた現実

昨年12月26日、高市総理は杉田和博元官房副長官の通夜に参列後、都内のホテルで’24年の衆院選で落選した議員ら15人と会食しました。この席で、ある落選議員から「支持率が高いうちに解散していただきたい」との声が上がると、高市総理は「次の選挙では自民の公認だけで勝てるように」と応じました。異例の高支持率にも関わらず、解散に慎重な姿勢を示す高市総理に対し、落選議員たちは戸惑いを隠せない様子でした。

解散のタイミングを逃す理由

高市総理は、支持率の高さを背景に解散・総選挙に打って出たいという思いを抱いているものの、いくつかの理由からそれが難しい状況です。まず、’25年度内に成立を目指す過去最大規模の予算案を優先する必要があること。そして、’27年の統一地方選挙と自民党総裁選を控え、’26年が解散の最後のチャンスとなる可能性が高いにも関わらず、党の支持率が低迷していることが大きな要因です。

党勢回復への課題と連立戦略

高市総理の人気は健在ですが、近年の地方選挙では自民候補が苦戦しており、「政治とカネ」のイメージが払拭できていないことが党勢回復の足かせとなっています。そのため、現時点での解散は単独過半数を確保できない可能性が高く、慎重な姿勢を崩していません。

政権を安定させるためには、参議院での少数与党の状況を打破し、連立を拡大する必要があります。高市政権は、政策的に親和性の高い国民民主党の取り込みを図っており、昨年12月には国民民主の看板政策である「年収の壁」の引き上げに合意しました。しかし、国民民主党の二面性や、支持母体である連合の連立政権入りへの反対など、連立交渉は決して容易ではありません。

不安定な政権運営と今後の展望

高市総理は、連立パートナーである維新の会の顔を立て、国民民主党の動向をうかがいながら、政権運営を進めています。しかし、その過程で自民党内からは不満の声も上がっており、不安定な政権運営が続くことになりそうです。高市総理の高い支持率とは裏腹に、政権運営は綱渡りの状態と言えるでしょう。

高市政権発足から100日を迎え、今後の政権運営に注目が集まります。連立政権の行方、そして解散・総選挙のタイミングを見極められるかどうかが、高市総理の真価が問われるポイントとなるでしょう。

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