安倍元首相銃撃事件・山上徹也被告に無期懲役判決 現場にいた村議は「もう1回、ちゃんと謝れ」
2024年1月21日、奈良地裁は安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告に対し、検察が求刑した通り無期懲役の判決を言い渡しました。弁護側は、山上被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信し、多額の献金により家庭が崩壊したことが事件の背景にあると主張し、有期刑を求めましたが、認められませんでした。
事件現場にいた村議の証言
事件現場にいた奈良県山添村の大谷敏治村議は、判決を受けて複雑な心境を語りました。「実際に裁判を傍聴して、旧統一教会による山上被告の被害には同情するところがありました。ただ、あの現場で恐怖を体験した者としては、当然の判決だと思います。もし流れ弾に当たっていたら、私も命を落としていたかもしれませんから。」
趣味で撮影していた動画に事件の瞬間が記録される
大谷村議は、政治家の演説撮影を趣味として10年以上続けています。事件当日も、大和西大寺駅前で安倍元首相の演説を撮影していました。演説場所から20メートルほど離れた場所で、最前列を確保できず、他の聴衆の後方からカメラを構えていました。
演説が始まった頃、突然大きな発砲音が響き渡り、現場は白い煙に包まれました。大谷村議は、驚きながらも撮影を続け、警察に取り押さえられる山上被告、倒れ込む安倍元首相、騒然とする現場、そして救急車の到着の様子を記録しました。
事件直前の山上被告の様子も捉える
後で録画を確認したところ、事件直前に山上被告が安倍元首相の後方で周囲の様子をうかがうようにキョロキョロしている様子や、道路に飛び出そうとする直前の姿も捉えられていました。この映像は、その後、テレビのニュースなどで頻繁に報道され、事件の重要な証拠となりました。
「なぜ、いとも簡単に銃撃できたのか」
大谷村議は当時、「たくさんの人がいたので、山上被告が不審な動きをしていたことに気づきませんでした。なぜ、いとも簡単に安倍元首相を銃撃できたのか」と疑問を呈していました。今回の判決を受け、改めて事件の背景と社会への影響について考えさせられる出来事となりました。
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