旧統一教会に解散命令!被害者・橋田達夫さんが怒りと安堵「いい加減にしろ、日本人をなめるな」
4日午前、東京高等裁判所が旧統一教会(現・ワールドピースユニティ)に対し「解散命令」を下しました。長年、旧統一教会による被害を訴えてきた高知県の橋田達夫さんが、会見で率直な思いを語りました。
解散命令に安堵と怒り
橋田さんは、元妻が旧統一教会に入信したことが原因で、高額献金により家庭が崩壊し、長男が自殺した悲しい経験を抱えています。高知で「被害者の会」を立ち上げ、地道な活動を続けてきました。
解散命令の決定をテレビ速報で見た橋田さんは、その瞬間安堵の表情を浮かべ、支援者と喜びを分かち合いました。しかし、会見では怒りをあらわにし、「本当に、今まで皆さん大変な思いをしてきましたけど、僕にとっては良い結果です。彼らについて僕には一切、改善されているようには見えませんでした。特に高知の場合は全然返金もされてない。信者に寄り添ってもいない。僕には東京の本部が話しているような話は全く耳に入りませんでした。これが高知の、地方の現実です」と語りました。
「人の死」が原動力
橋田さんは、活動を続ける原動力について、「やっぱり、安倍さん(銃撃された安倍晋三元総理)の死であったり、山上くん(銃撃した山上徹也被告)の存在であったり、自殺した長男の死です。『人の死』がどれくらい辛いものか。本当に、こういう『死』というものを迎えなかったら、僕はここまではできていないです」と、深い悲しみから活動を続けてきたことを明かしました。
さらに、「これからやっぱり『死』というものに関して、絶対に人を殺してもいけない。殺されてもいけない。そして自ら命を絶ってもいけない。こういう思いをしてきた僕自身だからこそ、旧統一教会がやってきたことで本当に苦しんでいる被害者の気持ちがわかる」と、被害者への共感と支援の重要性を訴えました。
今回の解散命令は、長年苦しんできた被害者にとって大きな一歩となりますが、橋田さんのように、地方での具体的な対応が遅れているケースも存在します。今後の旧統一教会の対応と、被害者への支援に注目が集まります。