長崎の味、未来へつなぐ!卒業記念給食に養殖トラフグの唐揚げが登場
長崎県は養殖トラフグの生産が盛んな地域として知られています。そんな長崎市で、小学校の卒業生たちに地元の味を知ってもらうための特別な給食が提供され、大きな話題を呼んでいます。
卒業祝いに選ばれたのは「戸石産トラフグの唐揚げ」
11日、長崎市の戸石小学校で6年生の卒業を祝う特別メニューとして「トラフグの唐揚げ」が振る舞われました。この取り組みは、トラフグの産地として有名な戸石地区の養殖業者が、地元の子どもたちにトラフグの味を体験してもらいたいという思いから始まったもので、今年で13回目となります。
養殖業者からは「大事に育てたトラフグを、卒業おめでとうございますの意味を込めて味わってほしい」というメッセージが伝えられました。トラフグを食べるのはほとんどの子どもたちにとって初めてでしたが、そのふわふわとした食感と上品な味わいは、あっという間に子どもたちの心を掴みました。
「戸石の味を忘れないで」地元への愛を育む給食
6年生の松尾芽依さんは、「初めはかたいのかなと思っていたけど、すごくふわふわで、戸石でできたからこそおいしいなと思った」と感想を述べました。また、竹下怜さんは、「6年間の卒業の祝いなので、一番思い出に残った」と、特別な給食が忘れられない思い出になったことを語ってくれました。
戸石地区では他の魚種への転換が進み、養殖トラフグの生産量は減少傾向にあります。しかし、養殖業者は、子どもたちがいつか地元を離れても、この給食の味を思い出し、故郷に帰ってきてくれることを願っています。地元の味を未来へつなぐ、温かい取り組みと言えるでしょう。
このニュースについて、SNSでは「冥土の土産になる」といった感動の声も上がっています。長崎の豊かな食文化と、地元を愛する人々の想いが伝わる、心温まるニュースです。