【WBC】イタリア代表、劇的な4強旋風は惜しくも敗北…涙と感謝のフィナーレ
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で、イタリア代表は世界ランク5位のベネズエラに2-4で逆転負けし、史上初の決勝進出を逃しました。侍ジャパンを破ったベネズエラとの激戦は、イタリア代表の熱い夏を締めくくりました。
予想覆す快進撃、エスプレッソ旋風を巻き起こしたイタリア
大会前は世界ランク14位と、プールBでは3位の米国、6位のメキシコの後塵を拝すると見られていたイタリア代表。しかし、米国を破るという大会史上の大金星を挙げ、4戦全勝で1位通過。続く準々決勝ではプエルトリコとの激戦を制し、ベスト4という快挙を成し遂げました。
勝利の際には、「トゥーランドット」が球場に流れ、本塁打を打った選手がベンチ内のエスプレッソマシンでエスプレッソを淹れて飲み干すセレブレーションも大きな話題となりました。このエスプレッソ旋風は、WBCに新たな熱狂をもたらしました。
試合回顧:先制も及ばず、涙の敗北
試合では、2回に先制点を奪い、優位に立ちました。先発のノラ投手は、メジャー通算109勝を誇るベテラン右腕。毎回走者を出しながらも、4回59球を投げ4安打1失点と粘り強い投球を見せました。しかし、2番手のロレンゼン投手が7回に4連打を浴びて逆転を許し、打線もベネズエラ投手陣を打ち崩すことができませんでした。
敗戦後、見せたスポーツマンシップ
敗戦後、喜ぶベネズエラとは対照的に、イタリア代表のベンチは呆然と沈黙。しかし、セルべリ監督の呼びかけに応え、選手たちはベンチ前に出て観客席に帽子を脱いで感謝の意を示しました。目に涙を浮かべる選手もおり、チームメイトとハグで健闘をたたえ合う姿は、最後まで爽やかで、多くの人々の心を打ちました。
決勝は米国vsベネズエラ
決勝は、米国とベネズエラの対戦となりました。米国は2大会ぶり2度目の優勝を目指し、ベネズエラは初の優勝に挑みます。イタリア代表の快進撃は終わりましたが、WBCに新たな歴史を刻み、多くのファンに感動を与えました。