ドル円、159円半ばへ小幅高 当局の対応見極めか-最新為替ニュース
3月23日午後3時現在、ドル円相場は159円半ばで推移しています。前週末のニューヨーク市場終盤から小幅なドル高/円安となりました。市場では、イラン情勢の緊迫化や日本の政府当局者の円安けん制姿勢が注目されています。
午前中の変動と実需のドル買い
ドル円相場は、朝方には159円前半まで軟化しましたが、三村財務官の発言後、一時的に下振れしました。しかし、連休明けで集まった実需のドル買いに支えられ、再び159円半ばへと上昇。その後は、159円半ばでもみ合いの展開となっています。
イラン情勢と金融政策の動向
市場関係者の間では、イラン情勢の緊迫化が引き続き警戒されており、ホルムズ海峡開放の期限が迫ることも意識されているようです。また、主要中銀の金融政策決定会合が一巡したものの、ドル高の基調に変化は見られていません。
専門家の見解:円売りポジションの巻き戻しと当局の対応
JPモルガン・チェース銀行の為替調査部長、棚瀬順哉氏は、日銀会合の結果について「タカ派ではあるものの、円を押し上げるほどではない」と指摘。会合後にドル安/円高が進んだのは、それ以前に膨らんでいた円売りポジションの巻き戻しとの見方を示しています。
さらに、CFTCの建玉報告によると、日銀会合直前には円売りポジションが大幅に拡大していました。棚瀬氏は、原油価格上昇や金融・財政政策の影響などを考慮すると、円安リスクが高まっていると分析しています。
ドル160円超えでの「当局の対応の有無によって(円)売り安心感が生じる可能性もあり、見極めのタイミング」と述べており、今後の政府・日銀の動向が注目されます。
最新の為替レート
以下に、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の最新レートをまとめました。
| 午後3時現在 | 午前9時現在 | NY午後5時 | |
|---|---|---|---|
| ドル/円 | 159.55/159.59 | 159.14/159.19 | 159.22/159.24 |
| ユーロ/ドル | 1.1533/1.1536 | 1.1561/1.1563 | 1.1570/1.1572 |
| ユーロ/円 | 184.05/184.06 | 184.02/184.03 | 184.21/184.26 |