なんJ大好き民のトレンドニュース

死を見つめて手にした真の自由──プーマ・ブルー、最新アルバム『CroakDream』制作秘話&来日公演情報

投稿日:2026年03月24日

ジェイコブ・アレン率いるプーマ・ブルーの最新アルバム『CroakDream』が話題を呼んでいます。前作『HolyWaters』(2023年)で確立したバンドサウンドを大胆に解体・再構築し、ダビーな音響処理ヘヴィなサウンドで新たな境地を開拓。その制作舞台裏や影響源、そして死生観が滲むリリックまで、ジェイコブ・アレン自身がその世界観を語り尽くします。3月31日(火)大阪・梅田CLUBQUATTRO、4月1日(水)東京・ZeppShinjuku(TOKYO)で開催される来日公演も必見です!

バンドサウンドの解体と再構築

『CroakDream』は、前作『HolyWaters』で築き上げたバンドサウンドをアップデートした作品ですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。2作のEP『antichamber』『extchamber』(共に2025年リリース予定)を挟んだ理由について、ジェイコブはこう語ります。

「プーマ・ブルーの表現の一番ピュアな形態は、自分一人で曲を書いてプロデュースすること。それをバンドに持っていくと、また別のものに育っていく。ライブやスタジオで一緒にやっていく中で自然と違う姿になっていく。そこから曲がどう発展していくかという旅路自体に、すごく興味があるんだ。」

しかし、2年前には一人で曲を作りたいという衝動に駆られ、アコースティックやアンビエント作品を制作。当初はリリースする予定もなかったプライベートな作品が、『antichamber』『extchamber』としてリリースされることになりました。そして、それらを経ることで『CroakDream』の作業が一時中断。新たなエネルギーを得て、バンドとの共同作業を再開したのです。

「『antichamber』と『extchamber』を作り終えた後、自分の中に新たなエネルギーが生まれてきた。ずっと一人で作業してたのが、また自分の仲間たちと一緒に音楽を作れるっていう喜びとワクワクした感じになったんだ。せっかくなら冒険してみようかなと思って、ループを用意して、その上にバンドに演奏してもらい、録音したテープの上に音を重ねていく手法を取ってみたんだ。」

ポスト・プロダクションの深化

『CroakDream』は、『HolyWaters』の頃よりもポスト・プロダクションの要素が強くなっているように感じられます。ジェイコブは、その影響源について語ります。

「『HolyWaters』の頃は生々しいサウンドに惹かれてて、CANとかジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスをよく聴いていた。その空間で鳴っている音をそのままの形で閉じ込めたようなサウンド。一方今回は、ポーティスヘッド、マッシヴ・アタック、プロディジー、フューチャー・サウンド・オブ・ロンドン、ビョークなど、どこからが生演奏で、どこからがプロダクションなのか聴いていると頭の中が混乱してくるようなアーティストに強く惹かれていた。」

形式を遊び尽くすというコンセプトのもと、ルービックキューブのように何度も形を変えながら、最終的には自分自身でさえ生演奏とプロダクションの区別がつかなくなるレベルまで音を追求。その結果、『CroakDream』は唯一無二のサウンドを確立しました。

リバース・エンジニアリングとRealWorldStudios

『antichamber』『extchamber』で培ったリバース・エンジニアリングの手法も、『CroakDream』の制作に大きく貢献しました。ジェイコブは、過去のレコードの音作りを解明したり、頭の中に鳴り響く音を具現化したりすることで、プロダクションのスキルを磨いたと言います。

「今回のアルバムはコラージュみたいな作り方をしたんだよね。バンドのみんなとスタジオにこもって、完璧なテイクが出るまでひたすら延々と録り続けることに全然気が向かなくて。もっと実験しながらアレンジを見つけていく形にしたくて。自分がやってたのは要するに、バンド・サウンドを丸ごとサンプラーに読み込んで、そこからサンプリングしていったようなもので、いわゆるコピー&ペースト方式だよね。」

また、ピーター・ガブリエルが所有するRealWorldStudiosでのレコーディングについても言及。予算の範囲内で最適な場所を探した結果、オープンリール式テープレコーダーなどの機材が揃っていること、そして都会の喧騒から離れた自然豊かな環境が、バンドの集中力を高めるのに役立ったと語っています。

プーマ・ブルーの進化が止まることはありません。来日公演では、『CroakDream』以降のモードで、さらに迫力満点の演奏を披露してくれることでしょう。今の充実したプーマ・ブルーを目撃する絶好の機会をお見逃しなく!

プーマ・ブルー公式サイト

カテゴリー

キーワード

← トップに戻る

音楽の関連記事

14年の時を超えて…レミオロメン、再始動の裏に隠された“空気”と未来への覚悟

投稿日:2026年03月24日

2012年に活動休止を発表して以来、それぞれの道を歩んできたレミオロメン。約14年ぶりに活動を再開した彼らが、再始動までの経緯と現在の心境を語りました。J-WAVE『J-WAVESELECTIONTOKYOREAL-EYESGOESONW/REMIOROMEN』でのインタビューから、その全貌に迫ります。

3年ぶり復活!「COUNTDOWNCONCERT2025-2026STARTOtoMOVE」73名が贈る熱狂の年越しライブ!

投稿日:2026年03月24日

2025年12月31日、東京ドームにて、STARTOENTERTAINMENT所属タレント総勢73名が出演する「COUNTDOWNCONCERT2025-2026STARTOtoMOVE」が開催されました。3年ぶりの復活となったカウントダウンライブは、グループの垣根を越えた豪華なコラボレーションや、サプライズ演出で会場を熱狂の渦に巻き込みました。

道枝駿佑&生見愛瑠、10年のラブストーリーに挑む!初共演で見せた繊細な演技と舞台裏

投稿日:2026年03月24日

この春、道枝駿佑さんと生見愛瑠さんの初共演で贈られるラブストーリーが話題を呼んでいます。人見知り同士だった二人が、徐々に距離を縮め、10年という月日をかけて紡いだ愛情を、繊細かつ煌びやかに演じきり、観る者の心を掴んでいます。

バンドサウンドの関連記事

真部脩一の軌跡を辿る一夜!相対性理論カバーから最新サウンドまで、濃密な「TWILIGHTSHOW」レポート

投稿日:2026年03月20日

3月8日、東京・UNITにて開催された「TWILIGHTSHOW」。真部脩一が参加する3組、iron集団行動WidescreenBaroqueが出演し、真部の音楽史を凝縮した特別な一夜となりました。それぞれのバンドが持つ個性を際立たせながらも、真部脩一という軸を共有する、刺激的なライブレポートをお届けします。

Mumeixxx、700万人超フォロワーを持つ人気インフルエンサーが新曲「イロニア」でSNS社会のリアルな葛藤を表現

投稿日:2026年03月04日

Z世代を中心に圧倒的な人気を誇るインフルエンサーでアーティストのMumeixxx(むめい)が、5作目の配信シングル「イロニア」をリリースしました。総フォロワー数700万人を超える彼女が、自身の経験とSNS社会への視点を込めた新曲に迫ります。

CVLTE、3rdアルバム『PHOBIASYNDROME』で内面を大胆告白!恐怖と不安を音楽に昇華させた深掘りインタビュー

投稿日:2026年02月23日

バンドサウンドとデジタルサウンドの融合がさらに進化したCVLTE(カルト)の3rdアルバム『PHOBIASYNDROME』が、2025年12月3日にデジタルリリース、そして2026年1月21日にCDリリースされます。この度、アルバムを楽曲単位で深く掘り下げるインタビューが公開されました。

来日公演の関連記事

BONINGEN、3年ぶり単独来日公演決定!伝説的アルバム『LineTheWall』全曲再現ライブ&新曲も披露

投稿日:2026年03月08日

ロンドンを拠点に活動するサイケデリックロック・バンドBONINGENが、2026年1月13日(火)に新代田FEVERにて3年ぶりとなる単独来日公演を開催することが決定しました!

推しと結婚!日本人女性のロマンチックな国際結婚の裏側

投稿日:2026年03月04日

「推し」と結婚し、スペインで暮らす日本人女性の感動的なストーリーが話題を呼んでいます。まるで恋愛ドラマのような展開で、多くの女性の心を掴んでいます。

パール・ジャムのエディ・ヴェダー、難病「表皮水疱症」支援の現状を語る-Netflixドキュメンタリー『MatterofTime』独占インタビュー

投稿日:2026年02月16日

4月にソロ来日公演を控えるロックバンド、パール・ジャムのエディ・ヴェダーが、最新Netflixドキュメンタリー『MatterofTime:希望を歌にのせて』について独占インタビューに応じました。本作は、彼の音楽活動だけでなく、長年注力してきた難病「表皮水疱症(EB)」の研究支援活動に焦点を当てた作品です。