J1通算300試合出場!登里享平が語る、忘れられない一戦とプロの世界を生き抜くコツ
J1リーグで300試合出場という偉業を達成した登里享平選手。その道のりを振り返り、忘れられない試合や、プロの世界で輝き続けるための秘訣を語ってくれました。香川真司選手、中村憲剛選手、小林悠選手、家長昭博選手、三笘薫選手など、多くのスター選手とチームメイトとして活躍してきた登里選手。彼の経験から、Jリーグの舞台で長く活躍するためのヒントを探ります。
プロデビュー戦の感動と、ピッチに立てる喜び
登里選手にとって、最も忘れられない試合は、2009年のプロデビュー戦でした。大分戦での途中出場。「やっぱり1番嬉しかったのは川崎での1年目のプロデビュー戦ですね。2009年の6月でしたよね。」と当時を振り返ります。「ピッチに立てる喜びは常に大事にしたい」と語るように、出場機会が限られる中で、その一瞬を大切にプレーしてきた姿勢が、300試合出場という結果に繋がったと言えるでしょう。
優勝を逃した悔しさと、そこから得た学び
一方で、悔しい経験も登里選手を成長させてきました。特に印象深いのは、2017年のルヴァンカップ決勝での敗戦。リーグ優勝を逃し、「シルバーコレクター」と呼ばれていた川崎フロンターレにとって、初タイトルのチャンスだったにも関わらず、セレッソ大阪に敗れました。「リーグ戦も2位でしたが、首位の鹿島と差があり、またシルバーコレクターって言われるような状況だった。」と、当時の絶望感を語ります。しかし、この敗戦から得た学びは、その後の川崎フロンターレのJ1リーグ初優勝に大きく貢献しました。
奇跡の逆転優勝と、C大阪への還元
最終節で大宮に5-0で勝利し、鹿島が引き分けたことで、奇跡的な逆転優勝を果たした川崎フロンターレ。登里選手は、「リバウンドメンタリティじゃないですが、優勝できれば、これをやっておけば優勝できるんじゃないかっていうものが少し見えるようになってくる。」と、優勝経験の重要性を語ります。この経験を、現在は所属するセレッソ大阪に還元し、チームを勝利に導きたいと考えています。
プロの世界を生き抜くためのコツ
登里選手がプロの世界で長く活躍し続けるための秘訣は、「自分の基準を高く設定できるか」という点にあります。「“これでいい”と満足するのか、各々が突き抜けていきたいと考え続けるのか。」と語り、常に向上心を持ち続けることの重要性を強調します。また、「チームとして一度、リーグ優勝を経験することが何より大事」だと感じており、そのために日々の積み重ねを大切にしていることを語りました。
登里享平選手は、怪我を抱えながらも、J1リーグで300試合出場という偉業を達成しました。彼の経験と、プロの世界を生き抜くための知恵は、多くの選手にとって、そしてJリーグファンにとって、大きな希望となるでしょう。