日本人だろうが関係ない!橋岡大樹、ヘント加入即デビューで示した“リーダー像”
チェコ1部スラビア・プラハからベルギー1部ヘントに期限付き移籍で加入した橋岡大樹選手が、新天地でのデビュー戦でその存在感を示しました。移籍市場最終日の2月2日に加入したばかりの橋岡選手は、7日のルーベン戦で早速ピッチに立ち、チームの勝利に貢献しようと奮闘しました。
デビュー戦で見えた、橋岡大樹の覚悟
試合はヘントが1-3で敗北。橋岡選手は4バックから3バックへのシステム変更に伴い、77分から右のCBとして出場しました。アディショナルタイムを含め、まとまったプレー時間を与えられた橋岡選手は、相手の攻撃を食い止め、攻撃面でも意欲的なプレーを見せました。
橋岡選手は試合後、「イケイケの難しいときに3バックに入って、上がっていいのか、上がっちゃダメなのか、というのがあったので、僕はちょっと後ろ気味にプレーしました」と振り返りながらも、自身の役割を理解し、チームのために献身的にプレーしたことを明かしました。また、「練習から自分の良さを分かってもらってドンドン出していきたい」と、今後の活躍への意欲も語っています。
ロッカールームで感じた「足りないもの」
橋岡選手が最も感じたのは、チーム内のコミュニケーション不足でした。ハーフタイムのロッカールームで、選手同士が積極的に意見交換したり、誰かがチームを鼓舞するような声かけがなかったことを指摘し、「すごく若い選手ばかり。僕は26歳で上のほうなので、日本人だろうが関係なく、声を出してチームにエネルギーを、活気を与えられる存在になりたい」と、リーダーシップを発揮することを決意しました。
STVV時代との変化、そしてヘントに求められるもの
以前、シント=トロイデン(STVV)に所属していた際にもヘントと対戦していた橋岡選手は、現在のヘントについて「若くなったんじゃないかな」と分析。しかし、「若くても力のあるチーム」だと認めつつも、苦しい展開の中でチームを鼓舞し、一体感を生み出す存在が不足していることを感じ取ったようです。
「誰かがもっと『(語気を強めながら)ボールをくれ!ボールをくれ!』と言わないといけないなと思いましたね」という橋岡選手の言葉には、チームを勝利に導くためには、積極的なコミュニケーションと強いメンタリティが不可欠だと訴えているかのようです。
ヘントの現状と橋岡大樹への期待
ヘントのスタメンの平均年齢は20代前半と若く、中堅層の厚さはあるものの、リーダー不在が課題となっているようです。控えメンバーも若い選手が多く、チーム全体として経験不足が目立ちます。橋岡大樹選手は、26歳という年齢と、これまでの経験を活かし、ヘントの若手選手たちを引っ張り、チームを勝利に導くキーパーソンとなることが期待されます。